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2023-10-10-marcello-lippi(C)Getty images

いかにして勝者は生まれるのか?W杯制覇の指揮官が明かす「いい格好をするためではなく…」

2006年ワールドカップ(W杯)を制した元イタリア代表指揮官のマルチェロ・リッピ氏が26日、自身のドキュメンタリーフィルムのイベントに出席し、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで語った。

2006年にイタリア代表を率いてW杯を制覇したほか、ユヴェントスで5度のスクデット獲得やチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを手にしたリッピ氏。「指導した中で最強の選手」を問われると、「一番有名な中では(アレッサンドロ)デル・ピエロと(ジネディーヌ)ジダンだ」と2人の名前を挙げたが、そんなイタリア人指揮官が“いかにして勝者は生まれるのか”を語った。

「私には、常にこの哲学があった。自分と一緒に仕事をする人たちに対し、勝者であることを伝えようとしてきた。いい格好をするためではなく、勝つために参加しなければならないとね。優秀な選手たちがいるときは特にね。私は幸運もあったかもしれないが、自分の能力による部分も少しあっただろう。選手を選ぶ必要があるうえ、それから私の力でチームの可能性を最大限に引き出し、機能させなければならなかった」

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督をはじめ、そんなリッピ氏の教え子である2006年のW杯優勝メンバーが指導者としてキャリアを歩み始めている。

「誰が一番好きかって? 何人もいるよ。最近ではデ・ロッシが良い仕事をしているね。教え子たちが、私がかつて伝えようと努めたメンタリティで活躍しているのは非常にうれしく思っている」

さらにリッピ氏は、昨年9月からイタリア代表の指揮を執るルチアーノ・スパレッティを評価した。

「素晴らしいサッカーの素養と能力を持った人物であり、これ以上ない適任者だ。人当たりも良く、ポジティブな雰囲気を伝えることができる。彼のクオリティが活かされたチームが生まれようとしている」

最後に元ユーヴェ指揮官は、今シーズンのスクデット争いに見解を示した。

「インテルがこれほど強く、圧倒するとは予想していなかった。他のチームがもう少し頑張ると思っていたよ。ユーヴェももう少しポイントを獲得するかと予想していた。この時点でユーヴェとインテルの間にこれほどの差が生まれるとは考えていなかったよ」

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