ユヴェントスは、パリ・サンジェルマン(PSG)からランダル・コロ・ムアニの獲得を発表した。
フランクフルトで鎌田大地や長谷部誠とプレーし、ヨーロッパリーグ優勝を成し遂げるなど、大きな活躍を残したコロ・ムアニ。フランス代表としてもプレーする同選手は、2023年夏に9000万ユーロ(約146億円)にも上る移籍金でPSGに加入した。しかし、この1年半で公式戦54試合で11ゴールのみと期待されていたほどの活躍を残せていない。
今シーズンはここまで公式戦14試合に出場して2ゴールのみとシーズンが進むにつれて出番を失いつつあったコロ・ムアニは、今冬の移籍市場で新天地を求める可能性が浮上。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムといったプレミアリーグ勢からの関心が届いていたが、先日からユヴェントス移籍に近づくと報じられてきた。
そして23日、ユヴェントスはPSGから期限付きコロ・ムアニを獲得したことを発表。2025年6月末までの半年間の期限付き移籍となり、買取オプションは含まれていない。また、移籍金は360万ユーロ(約5億8600万円)に上り、パフォーマンスに応じて最大200万ユーロ(約3億2500万円)のボーナスが支払われる。
ユヴェントスで20番のユニフォームを着用することの決まったコロ・ムアニは「歴史のあるクラブに加入できてうれしいし、このユニフォームを着られることに誇りを感じている」と話し、自身の希望する役割や抱負を語った。
「好んでいるポジションはないし、僕にはただプレーすることが必要だ。コーチが決めることだけど、僕が選ばないといけないのなら、センターフォワードと言いたい。これは僕のベストを表すことのできるポジションだ。(指揮官チアゴ)モッタと話をした。彼はプレー哲学を説明し、ユーヴェに加入するよう僕を説得した」
「多くのフランス人がここで歴史を作ってきた。もちろんジネディーヌ・ジダンがいるし、僕はダヴィド・トレゼゲが大好きだった。最近ではポール・ポグバもいたし、ケフレン・テュラムも活躍している」




