昨シーズン限りでユヴェントスを退団したイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの双子のきょうだいでスポーツディレクター(SD)のクラウディオ・キエッリーニ氏が、ユヴェントスの粉飾決算に関わっていた可能性があると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が8日、伝えている。
現在、故郷のピサでSDを務めるクラウディオ氏は、過去にユヴェントスに在籍。表向きは“オン・ローン・プレーヤーズ・マネージャー”の肩書を持ち、選手のレンタル移籍部門の責任者を務めていた。だが、ユヴェントスの粉飾決算を巡るトリノの地元当局の捜査が進む中で、クラウディオ氏は2019年から2021年にかけての3年間、クラブの損失とその補填のために達成すべきキャピタルゲインの予想を定期的に報告する“キャピタルゲイン会計士”の役割も担っていた可能性が浮上している。この役割の存在は公にされていないが、ユヴェントスのスポーツ部門の幹部ファビオ・パラティチ氏およびフェデリコ・ケルビーニ氏と交わした“修正操作”に関する数々のメールを通じて明らかとなったとみられる。
クラウディオ氏は「これらの操作の目的は主に技術的なもの」と説明しており、現時点で捜査の対象となっていない。だが、ユヴェントスがキャピタルゲイン戦略を進めていく上で、重要な役割を担っていたと考えられている。
