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2022-04-24-italy-fabio-capello(C)Getty images

危機的状況のユヴェントスに名将カペッロ氏「アッレグリはすべてを理解していたはず」

名将ファビオ・カペッロ氏が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)において開幕節から2連敗を喫したユヴェントスについて、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで見解を示した。

昨シーズンは11年ぶりにすべてのタイトルを逃して無冠に終わったユヴェントス。今夏、補強の目玉として獲得したMFポール・ポグバやMFアンヘル・ディ・マリアは相次いで離脱し、守護神のGKヴォイチェフ・シュチェスニーも戦線を離れるなど、今シーズンは厳しい序盤戦となった。

リーグ戦では2勝4分で8位とスタートダッシュに失敗。CLにおいては開幕節から2連敗で指揮官マッシミリアーノ・アッレグリの解任の噂まで囁かれ始めた。かつてユヴェントスで指揮を執った経験を持つカペッロ氏が自身の見解を示した。

「昨シーズン、(マウリツィオ)サッリ、(ルチアーノ)スパレッティ、アッレグリ、(ジョゼ)モウリーニョと4人の重要な指揮官が監督に就任した。1年目はどのようにチームを作り上げていくかを理解する年だったが、今年は仕事が評価されることになる」

「ナポリはCLおよびリーグ戦で非常に良いパフォーマンスを見せており、ラツィオでもサッリの効果が見え始めた。モウリーニョもタイトルを獲得しているので、結果をまったく出せていないのはアッレグリということになる」

■ベンフィカ戦序盤に本物のユーヴェが見えたが…

ユヴェントスはホームで行われた14日のベンフィカ戦において、開始直後のFWアルカディウシュ・ミリクのゴールで先制に成功したが、チームのパフォーマンスはその後低下し、1-2で逆転負けを喫した。カペッロ氏はこのように説明する。

「ベンフィカ戦の最初の30分間にようやく本物のユーヴェの姿を見ることができた。だがその後、最初の困難に直面すると、ユーヴェは消えてしまった。開始から30分が経過して何が起きたのかは分からない。しかし、あのようなパフォーマンスの低下は起きてはならないことであり、フィジカルが原因ではないと思う。メンタル面によるものだろう。対するベンフィカは、ユヴェントスに足りない意欲とパワー、スピードを持っていた」

「おそらくアッレグリは、以前からすべてを理解していたのではないだろうか。それを基にチーム作りをしたが、すべてのプレーの土台となる屋台骨の選手たちが離脱してしまった。移籍期限間際にミリクがやって来たのは幸運だったが、現在のチームはアッレグリが補強の際に思い描いていたチームとは違う。そこで解決の糸口を見つけられず、方向を示せずにいる」

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