AllegriGetty Images

去就決まらぬアッレグリ、恩師が元ユヴェントス指揮官の野望を明かす「彼が夢見ているのは…」

元ユヴェントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏がイタリア代表監督の座を狙っているようだ。イタリアのラジオ局『ラディオ・キス・キス』が伝えた。

今夏から若手指揮官チアゴ・モッタの下で新たなスタートを切ったユヴェントス。一方で、今年5月まで合計8シーズンにわたってチームを率いたアッレグリ前監督の去就は、依然として定まっておらず。イタリアメディア『メディアセット』は、前ユーヴェ指揮官が1年間の休養に入る可能性も否定できないとの見方を示している。

アッレグリ氏を巡っては、資金が潤沢なサウジアラビア行きの噂も囁かれているが、元ユーヴェ指揮官のメンターであるガレオーネ氏が、18日にイタリアのラジオ局の番組に出演。アッレグリ氏の野望を明かした。

「マッシミリアーノ・アッレグリは、サウジアラビアもプレミアリーグも夢見ていない。彼はすでに十分に稼いだ。将来の選択が、金額だけに左右されるものではないことは確実だ。アッレグリが夢見ているのは代表だよ。もしかしたら、いつの日か実現できるかもしれない」

そんなアッレグリ氏が夢見るイタリア代表指揮官の座には現在、ルチアーノ・スパレッティ監督が就いている。しかし、EURO2024(ユーロ2024)ではスペインやクロアチアと同居する死の組を2位通過したものの、スイスに敗れてベスト16敗退に終わった。

ガレオーニ氏は現時点でスパレッティ監督を支持。「とはいえ、今は素晴らしい指揮官であるルチアーノ・スパレッティをつなぎ留めておくべきだ。彼はEURO2024(ユーロ2024)で全力を尽くしたように私は思う。おそらく他の指揮官ならグループステージすら通過できなかっただろう」との見解を示している。

しかし、今年11月にはイタリアサッカー連盟(FIGC)会長選が控えており、もし現職のガブリエレ・グラヴィーナ会長の続投が実現しなければ、イタリア代表指揮官の交代も考えられる。そのため、『メディアセット』はアッレグリ氏が主要な候補となる可能性を伝えている。

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