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指揮官交代コストは総額115億円?ユヴェントスがアッレグリ解任に消極的な理由を伊紙が分析

今シーズン成績不振のユヴェントスだが、もしマッシミリアーノ・アッレグリの監督解任に踏み切った場合、8000万ユーロ(約115億円)もの費用を負担することになるようだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。

サレルニターナと引き分け、昇格組のモンツァにはセリエA初白星を献上したユヴェントス。リーグ戦では2勝4分1敗の成績で8位と大きく出遅れ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)においても、開幕から2連敗を喫するなど苦境に追い込まれている。そんな中、イタリアメディアではアッレグリ解任の可能性も囁かれ始めた。

しかし、ユヴェントスにおけるシーズン中の監督交代は、チーロ・フェラーラ氏から元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏に交代した2010年1月にまで遡る。その上で『トゥット・スポルト』は、「アッレグリは長期を見据えたプロジェクトの中心」であることや「後任がより良い成績を収められる合理的な確証が必要」であること、さらには「監督交代時に発生するコストがブレーキ」となっており、現時点での指揮官交代は考えにくいと指摘している。

中でも財政事情は切実な問題のようだ。イタリア紙は、アッレグリ解任によるコストがスター選手の獲得費用と同等の総額8000万ユーロ(約115億円)に上ると試算している。セリエAでトップクラスの契約を結ぶアッレグリの年俸は手取り750万ユーロ(約11億円)、さらにボーナスを加えれば900万ユーロ(約13億円)になるとみられる。さらにアッレグリ配下のスタッフへの報酬を含めて、ユヴェントスが契約期限の2025年までに支払う総額は4500万ユーロ(約65億円)近くになると計算されている。

そこに新たな指揮官を招へいする際の費用も加わることに。後任候補に挙がるトーマス・トゥヘルやマウリシオ・ポチェッティーノら一流の外国人指揮官を呼び寄せる場合、税制優遇を適用した上で、2025年までに支払う総額は3500万ユーロ(約50億円)になるという。

仮に監督を交代させたにも関わらず、万が一CL出場権を逃すようなことになれば、解任による費用だけでなく、UEFAからの収入6000万ユーロ(約86億円)も同時に失うことになる。イタリア紙は、こうした背景からユヴェントスがアッレグリの解任について慎重になっていると伝えている。

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