ユヴェントスは、MFドウグラス・ルイスに懲戒処分を下すようだ。
マンチェスター・シティ、ジローナ、アストン・ヴィラを経て、2024年夏にユヴェントスへと加入したドウグラス・ルイス。しかし昨季は公式戦27試合に出場しながらも、セリエAでは最後の8試合で4試合の出場(計37分)にとどまるなど、難しい状況が続いていた。さらに今夏には、移籍の可能性が度々伝えられている。
そんな27歳MFだが、クラブから懲戒処分を受けるようだ。『The Athletic』によると、ユヴェントスはクラブワールドカップに参加していたこともあり、24日からプレシーズントレーニングをスタート。しかし、ドウグラス・ルイスは姿を表さなかった模様。そしてクラブ側は、練習を無断欠席した選手へ懲戒処分を下すという。
なお同メディアは、昨夏のドウグラス・ルイスの移籍について、アストン・ヴィラとユヴェントスが互いに財務規則違反を回避するため、高額移籍が必要だった影響が大きいと指摘している。ユヴェントス側はこの取引と並行して、サミュエル・イリング・ジュニオールとエンソ・バレネチェアを放出しているが、アストン・ヴィラ側は両選手ともにレンタルで放出している。
また『talkSPORT』などによると、ドウグラス・ルイスはプレミアリーグ復帰を熱望しており、ウェストハムやエヴァートン、ノッティンガム・フォレスト、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しているとのこと。ユヴェントスは最低4000万ユーロ(約69億円)を要求しているとも伝えられている。
ユヴェントスは8月2日にプレシーズン初戦を戦い、24日にパルマとのセリエA開幕戦を迎える。


