セリエA第19節が22日に行われ、10位ユヴェントスと6位アタランタが対戦した。
財務違反により勝ち点15を剥奪されたユヴェントス。アルカディウシュ・ミリク、アンヘル・ディ・マリア、マヌエル・ロカテッリらが先発した。チーム、サポーターに勇気を与えるパフォーマンスが求められるが、4分に失点。アデモラ・ルックマンが右サイドからシュートを放つと、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが弾ききれずゴールへ吸い込まれる。
ユヴェントスも反撃すると、25分に抜け出したニコロ・ファジョーリが倒されてPKを獲得。ディ・マリアがGKの逆を突いて同点弾を挙げた。さらに34分、ディ・マリアとの連携からファジョーリが右サイドを突破。クロスにミリクがワンタッチで鮮やかに合わせ、逆転に成功した。
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後半開始早々、アタランタが巧みなパスワークを見せる。高い位置でカットしてスカルヴィーニ、ルックマンとつなぐと最後はヨアキム・メーレが右足で冷静に流し込んだ。さらに53分、ボガのキープからクロスが上がると、ルックマンが頭で叩き、アタランタが3-2とリードを奪った。
65分にはユヴェントスがゴール中央のFKを獲得。トリックプレーで、ディ・マリアがキックフェイントをしながら足の裏で転がすと、ダニーロが低いシュートでネットに突き刺し、ユヴェントスが同点ゴールを挙げる。
結局、試合は3-3のドローで終了。ユヴェントスは1ポイントを加え、9位に浮上している。