junya itoGetty Images

伊東純也の招集外、森保監督が説明「一言で言えば彼を守るため。招集したいと思ったが…」

日本代表の森保一監督は、FW伊東純也(スタッド・ランス)を招集しなかった理由について説明している。

3月に北中米ワールドカップ・アジア2次予選、北朝鮮代表との2連戦に挑む森保ジャパン。今回の招集では、ケガの影響で三笘薫(ブライトン)や冨安健洋(アーセナル)、旗手怜央(セルティック)らに加え、伊東も招集外に。一方で、カタール・ワールドカップ以来チームを離れていた長友が1年3カ月ぶりにメンバー復帰を果たした。

今年1月~2月に行われたアジアカップに参加したものの、一部週刊誌報道の影響で途中離脱することになった伊東。その後、所属クラブでは主力としてプレーを続けているが、今回のメンバーからも外れている。伊東を招集しなかった理由について、森保監督は以下のように語った。

「純也の件に関しては一言で言うと『彼を守るために招集しなかった』という判断を私がさせていただきました。彼はフランスリーグでプレーしていますし、彼のパフォーマンスと状況を踏まえて招集は可能だし、招集したいと思っていました」

「しかし、日本で彼を取り巻く環境がどうなるかを想像した時、落ち着いて生活できる・プレーできる環境にはならないということを私自身想像していますし、彼だけでなくチームとしての活動でも、チーム全体が落ち着いて活動できる環境にはおそらくならないということ。また、色々な方が関心を持たれている思いますので、そうなった時に彼の一番大切にしている家族が、大切にしている方々への影響を考えると招集しない方が良いと判断しました。一言で言えば彼を守るためということです」

また、ナショナルチームダイレクターの山本昌邦氏も以下のように話している。

「選手として伊東選手の力は分かっているし、我々も一刻も早くプレーできる環境を整えたいと思っています。専門家と議論は深めています。その中で、今回の決断に至りました。選手を守ることもそうですし、お手伝いできることはしっかりと、組織を結成してバックアップをしていきたいと思っています。今回はこういう決断になりました」

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