リーグ・アンは12日に第23節が行われ、スタッド・ランスはトロワと対戦した。
30歳のスティル監督が指揮を執って以降、リーグ戦5勝7分け無敗と好成績を収めるスタッド・ランス。上位浮上へ勝ち星を重ねていきたい中、伊東純也は右サイドで12試合連続の先発入り。バログンらもスタメンでピッチに立っている。
開始2分でバログンが決定機を迎えるなど、スタッド・ランスは積極的に試合に入る。さらに伊東のセットプレーでもチャンスを作った。一方でトロワも決定機を作るなど、序盤から打ち合いの展開となる。
すると10分、スタッド・ランスが先制に成功。中盤でボールを奪って速攻を仕掛けると、右サイドからの伊東のクロスをフリプがフリック。最後はムネツィが押し込んだ。その後もスタッド・ランスは主導権を握り、24分にはシュートのこぼれ球を伊東が頭で詰めるが、GKがファインセーブ。30分にも伊東のCKをニアでフリックすると、最後はマオリダが押し込む。しかし、ここは手に当っていたとしてノーゴールとなった。それでも44分、味方の落としを受けたマオリダがダイレクトでミドルシュートを突き刺し、前半を2点リードで折り返す。
後半に入ると、50分に伊東の起点から抜け出したバログンが3点目。イングランド人ストライカーはこれが今季リーグ戦15点目となり、リーグ単独トップに立った。さらに81分にも、伊東がドリブルからヒールでラストパスを送り、カユステがダメ押しの4点目を奪った。試合はこのまま終了し、スタッド・ランスが4-0で快勝を収めている。これでリーグ戦15試合無敗となった。
