mourinho(C)Getty Images

“真”の17-18季PL王者はユナイテッド?モウリーニョの元アシスタント「シティにFFP違反がなければ…」

マンチェスター・ユナイテッドでジョゼ・モウリーニョ監督のアシスタントを務めたリカルド・フォルモジーニョ氏は、2017-18シーズンのプレミアリーグで優勝できていたと主張した。

2016年夏にマンチェスター・Uの指揮官に就任したモウリーニョ監督の2年目となった2017-18シーズン、チームは厳しい戦いを強いられながらも勝ち点81を獲得して2013年のアレックス・ファーガソン元監督退任後の最高位となる2位フィニッシュを飾った。しかし、宿敵マンチェスター・シティはリーグ記録となる勝ち点100を積み上げ、独走でトロフィーを掲げた。

そんなマンチェスター・Cに対しては、後に同時期のファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反が発覚。欧州サッカー連盟は主催大会への2年間の出場禁止を科したが、スポーツ仲裁裁判所の裁定により、最終的には減額された罰金だけの支払いとなり、これを受け、モウリーニョ監督は以前に違反があったかなかったのかはっきりしない処分であったと不満を口にしていた。

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同時期にポルトガル人指揮官のスタッフの一員としてクラブに所属していたフォルモジーニョ氏は、ポルトガル『Record』に対して「我々はチャンピオンではなかった。これは事実だ」と話すも、ライバルクラブに違反がなければ優勝できていたと主張した。

「ヨーロッパリーグ、リーグカップ、スーパーカップを制し、後にファイナンシャル・フェア・プレーを順守したことを完全に証明できなかったマンチェスター・シティと戦った。我々はランナーアップだったが、真のスポーツという面でいえば、我々はチャンピオンだった」

また、現在はトッテナムで指揮を執るモウリーニョ監督に関して「彼がベストである所以は、彼の考えの速さ、そして解決策を見つけ出す速さだ」と話した同氏は、2018年12月に解任されたポルトガル人指揮官よりも一足早くマンチェスター・Uから去ったズラタン・イブラヒモヴィッチについても言及した。

「最後の年、我々は偉大な男、ドレッシングルームの偉大なリーダーを失った。それはズラタン・イブラヒモヴィッチだ。彼は替えの利かない存在だった。私たちは本当に彼がいないことを寂しく感じていた」

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