Jonathan Burkardt Mainz 05042025(C)Getty Images

フランクフルト、今季大活躍のドイツ代表FWブルカルトと条件面で合意?マインツと移籍金交渉へ

フランクフルトは、マインツに所属するドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトの獲得に向けて大きく前進したようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

現在24歳のブルカルトは、今季リーグ戦で18ゴール3アシストを記録。ドイツ人選手としてはブンデスリーガ最多得点をマークした。ナディエム・アミリや佐野海舟、パウル・ネーベルらとともに、6位で終えて来季のカンファレンスリーグ出場権を獲得したマインツの快進撃を支えている。

そんなブルカルトは、幼少期からファンだったと伝えられるフランクフルトへの移籍に近づいているという。『ビルト』によれば、ブルカルトはすでに口頭で移籍の意思を伝え、主要な契約条件についても合意に達したとのこと。フランクフルトは年俸250万ユーロにボーナスを加え、2030年までの契約を提示する見通しだと伝えられている。今後はクラブ間で移籍金の交渉に移るようだ。

『ビルト』の過去の報道によると、マインツはブルカルトと現行契約を結んだ際、2000万ユーロ(約33億6000万円)での移籍を認める一方で、それを上回る移籍金が支払われた場合は、その超過分をマインツ、選手、代理人の間で分配するという紳士協定を結んでいるという。ただし、すでに個人合意に達していることから、移籍金が吊り上がる可能性は低いとみられている。

なお『キッカー』によると、フランクフルトが同じく関心を寄せるフライブルクの堂安律については「まだ決断を待っている状況」とのことだ。今後の動向に注目が集まっている。

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