John Terry Aston Villa 2021Getty

アストン・ヴィラ助監督ジョン・テリー氏が退任「監督になることが目標」

アストン・ヴィラのアシスタントマネージャー、ジョン・テリー氏が退任した。

長年過ごしたチェルシーを退団した後に加入したアストン・ヴィラでテリー氏は2018年に現役引退。その後、ディーン・スミス監督の右腕としてクラブのプレミアリーグ昇格などに貢献した。そして、惜しくもトップハーフ入りを逃した昨シーズン終了後に現職から退くことが決まった。

元イングランド代表DFはクラブの公式ウェブサイトで「アストン・ヴィラで過ごしたこの3年間は非常に光栄だったが、今が極めて難しい決断するのに適切な時であると感じている」と綴り、アシスタントマネージャーから退任する理由を続けた。

「この夏を通して自身の将来を熟慮した結果、確信なしに新シーズンに入ることはフェアなことではないと強く感じている。当面のプランとしては家族と充実した時間を過ごして、その後目標を実現するために、監督になるためにヨーロッパ中のクラブや監督の下を訪れる誘いを受けられればいいと思う。監督を務めることがいつだって私の目標であり、適切なオファーがあればそれを受け入れる準備ができていると感じている」

「私を信頼し、チャンスを与えてくれたクラブ首脳陣に感謝したい。このような素晴らしいクラブでコーチングキャリアをスタートするチャンスを与えてくれた監督への恩を忘れることはない。一分一秒を愛して、本当に多くのことを学んだ。ディーンにはこれ以上の感謝はできないし、彼がこれからもこのクラブを成長させてくれると確信している」

「最後に、すべての選手とスタッフにも感謝したいし、これから始まるシーズンでの成功を祈っている。そして、彼らをサポートする素晴らしいアストン・ヴィラファンにも大きな感謝を伝えたい」

また、スミス監督は「ジョンを失うことにがっかりしているが、彼の決断を理解し、尊重している。ジョンは近年のクラブの成功の大部分を担い、この間私をとても助けてくれた。彼がファーストクラスの監督になることに疑いはないし、彼の成功を願っている」と労った。

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