ベンフィカは、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス獲得へ交渉を加速させる考えのようだ。
18歳でベンフィカのトップチームデビューを飾ると、2019年に1億2720万ユーロとされる移籍金でアトレティコ・マドリーに加入したジョアン・フェリックス。しかしディエゴ・シメオネ監督との確執が伝えられると、チェルシー、バルセロナへのレンタルを経て、2024年夏にチェルシーへと完全移籍。だがポジションを掴めず、今年2月にミランへレンタルで加入したが、期間満了に伴いチェルシーに復帰していた。
そんな25歳FWはチェルシーでも構想外と見られており、今夏の退団が決定的と報じられている。本人は「世界中の誰もが知っているように、ベンフィカは僕が最も愛するチームだ。いつか戻りたい。それが今なのか、数年後かなのかはわからないけど、今なら幸せだね」と語っており、古巣復帰を熱望していることを明かしていた。
そして『O JOGO』によると、ベンフィカ側もチェルシーとの交渉を加速させる考えとのこと。26日に行われるエウゼビオカップ(フェネルバフチェ)に間に合うように、最後の追い込みをかけているようだ。
以前の報道では、ベンフィカが約2000~2500万ユーロ(約34億4000万円~約43億円)で獲得を希望しているものの、チェルシーはより高額を要求しているとも伝えられていた。今後の動向に注目だ。




