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永戸勝也が一発退場の王者・横浜FM、ドローで連勝ストップ…広島は数的有利も勝ちきれず未勝利継続

明治安田生命J1リーグ第3節の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島が3日にニッパツ三ツ沢球技場で開催された。

開幕2連勝スタートの横浜FMと、1分け1敗で未勝利となっている広島の対戦は立ち上がりに動く。広島は4分、敵陣高い位置でのボール奪取から右サイドの満田誠がクロス。最後は正面で飛び込んだ東俊希が合わせてネットを揺らし、先制点をもたらした。

さらに8分にも広島がゴールへ迫る。遠距離でFKを獲得すると、GK一森純の立ち位置がゴールから離れていたところを見逃さなかった満田がロングシュート。しかし、この虚をついたシュートは左ポストを弾いて追加点とはならない。

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すると、ここから反撃に出た横浜FMが19分に追いつく。左サイドを抜け出したエウベルが切り返しでDFをはずして右足でクロス。正面で待ち構えていたアンデルソン・ロペスが身体をしっかり振った胸でのシュートを決める。アンデルソン・ロペスの2戦連発となる見事なチェストシュートで王者が試合を振り出しに戻す。

1-1で迎えた後半も両チーム共に勝ち点3を狙うことで白熱のオープンゲームが展開される。そんな中、77分には横浜FMが窮地に陥る。空中戦で競り合った際に中野就斗の顔に腕を振り下ろす形となった永戸勝也がVAR判定の結果、一発レッドカードで退場となる。

数的有利となって攻める広島は80分、満田が右からクロスを入れると、これを正面のピエロス・ソティリウがヘッド。しかし、シュートはわずかにバーの上へはずれる。広島は88分にも速攻からクロスに合わせたソティリウがシュートを放つも、これもわずかに枠に飛ばない。試合はそのまま1-1で終了し、両チームが勝ち点を分け合う結果に。横浜FMの開幕連勝がストップした一方、広島は3戦未勝利となっている。

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