20220803_NXGN_7_nominate(C)Getty images

【NXGN Jリーグ 2022】7月度で最も輝いた若手は? 佐々木雅士、加藤聖ら4選手がノミネート

「NXGN Jリーグ 2022」の7月度月間最優秀若手選手のノミネート4選手が決定した。

2016年よりGOALがスタートした「NXGN(ネクストジェネレーション)」では、世界で活躍する優秀な若手選手たちの中から、その年に活躍した選手をランキング形式で紹介。1位を年間最優秀若手選手として表彰してきた。

これまでドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/2017年)、サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド/2019年)、ジュード・ベリンガム(ドルトムント/2022年)らが年間最優秀若手選手に輝いてきた「NXGN」は、2021シーズンにJリーグ版にあたる「NXGN Jリーグ」が初開催された。

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そして、2022シーズンから月間表彰(月間最優秀若手選手賞)を新設。2022シーズンに明治安田生命Jリーグ(J1、J2、J3)のクラブに所属しており、かつ2001年1月1日以降に生まれた選手が対象、JFA・Jリーグ特別指定選手は対象外とし、各月で最も輝いた若手選手を決めていく。

今回は、GOAL Japan編集部の選考による7月度のノミネート選手4名が決定。この中から、Twitterを使ったファン・サポーターによる投票を考慮し、月間最優秀若手選手を決定・表彰する。

ノミネートされた4選手と選考理由は以下の通り。


7月度「NXGN Jリーグ 2022」ノミネート選手

■DF中村拓海(横浜FC)

[生年月日]2001年3月16日
[7月度成績]J2リーグ6試合

今季よりFC東京から完全移籍し、プロキャリアの中で初めてフル稼働のシーズンとしている中村。右サイドを主戦場としてきた攻撃的SBではあるが、横浜FCでは3バックの右を務め、主力としてチームの首位維持(29試合消化時点)に貢献している。その適応力もさることながら3バックにおいても持ち味を失わず、7月初めに行われた第24節では好調だった水戸ホーリーホックを相手に決勝点をアシストした。この世代では大きく環境を変えたことが功を奏している選手の一人だ。

■DF加藤聖(V・ファーレン長崎)

[生年月日]2001年9月16日
[7月度成績]J2リーグ6試合出場

長崎が3勝3分けの無敗で走り抜けた7月中、左SB加藤は第27節FC町田ゼルビア戦、第28節ベガルタ仙台戦で2戦連続アシストを記録。両方がセットプレーからであり、エジガル・ジュニオら長崎の強力なFW陣を生かすうえでもその左足は際立っている。また、アシストした2試合両方が1点差での勝利と、チームが上位に浮上していく中でも重要な役割を果たした。

■GK佐々木雅士(柏レイソル)

[生年月日]2002年5月1日
[7月度成績]J1リーグ5試合出場

若手を対象としたNXGNの枠ではあるが、佐々木は7月のJリーグ全体を見渡しても際立った貢献度を誇る。柏は7月初めの2試合こそ2敗を喫したものの、その後の3試合で3連勝を飾って3位に浮上(23試合消化時点)。いずれもクリーンシートでの“ウノゼロ”勝利だ。3試合とも終盤に猛攻を浴びる展開となったが、特に第23節ヴィッセル神戸戦ではファインセーブも飛び出し、味方と連係しながらゴールを死守する守護神としての風格を漂わせている。

■MF田中聡(湘南ベルマーレ)

[生年月日]2002年8月13日
[7月度成績]J1リーグ5試合出場

夏場の過密日程で全5試合に先発出場した田中をノミネート。昨年より湘南の主力として存在感を放っており、今季もその立ち位置は変わらない。タフな戦いが続く湘南は7月に1勝3分け1敗と奮闘し、勝利数こそ稼げていないもののその間は2得点2失点。薄氷の中で勝ち点を積み重ねるゲームが続いたが、連戦でもプレー可能な高い強度を保つ術を身に着けた田中は、闘う姿勢をそのままに的確なポジショニングで効率的に相手の攻撃をつぶしていた。得点やアシストには表れにくい役割だが、勝ち点への寄与が高い選手の一人だ。


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