明治安田生命J1リーグ第33節前倒し分が21日に行われ、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが対戦した。
直近3試合勝ちなしと一時期の好調ムードが途絶えている神戸。アウェイ4連戦前の最後のホームゲームには、MFアンドレス・イニエスタや安井拓也、DF初瀬亮らを先発で送り出している。
対する鹿島も前節の北海道コンサドーレ札幌で黒星を喫して3連勝を逃した。今節に向けてはFW上田綺世や土居聖真、MFレオ・シルバらを起用している。
神戸が後方からビルドアップしながらチャンスを作ろうと画策する序盤、連動したプレスから高い位置でボールを奪った鹿島が12分に先制。ボックス手前中央でボールを受けた上田が思い切りよく右足を振り抜いて自身9試合ぶりの得点とした。
得点後も神戸に気持ちよくプレーさせない強度を維持する鹿島。神戸は15分にイニエスタからの絶妙なロングパスに反応した古橋亨梧のシュートが枠を捉えるなど素早い攻撃を織り交ぜてゴールを脅かしていく。
その後も神戸が好機を作るが、GK沖悠哉の奮闘もあり鹿島はリードを維持。そして、前半終了間際にスローインの流れからファン・アラーノがボックス左まで侵攻して中央に折り返すと、和泉竜司が滑り込むようにして合わせて加点する。
追う展開の神戸はハーフタイム中に選手交代を決断。安井に代えてセルジ・サンペールを投入して支配力を高めにいく。
2点のリードを最大限に生かす鹿島は割り切った守備からカウンターを繰り出して牽制。イニエスタを中印に攻めどころを探る神戸だったが、簡単にはシュートまでつながらない。
それでも61分、左CKからイニエスタの蹴り込んだクロスをニアの西大伍がフリック。ボックス中央で飛び上がった藤本憲明が頭で押し込んで1点差に迫る。藤本にとっては大分トリニータ時代から含めて2年間で鹿島戦6ゴール目となった。
追い上げムードが漂う神戸だったが、79分にまたも鹿島が突き放す。ディフェンスラインからのロングボールを収めたファン・アラーノが土居にパス。ボックス手前中央でフリーの土居が確実にネットを揺らした。
その後も一進一退の攻防が続く試合だったが、神戸が再び点差を縮めることはなく試合が終了。この結果、鹿島が2試合ぶりの勝利を飾った一方で神戸は4試合未勝利となっている。
■試合結果
ヴィッセル神戸 1-3 鹿島アントラーズ
■得点者
神戸:藤本憲明(61分)
鹿島:上田綺世(12分)、和泉竜司(43分)、土居聖真(78分)
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