20201205_Kawasaki(C)J.LEAGUE

清水エスパルス、“2020年王者”川崎フロンターレ追い込むも撃破ならず…華麗連係から山根視来が土壇場の同点弾!

明治安田生命J1リーグは5日に第31節が行われ、清水エスパルスが川崎フロンターレをホームに迎えた。

ここ5試合で3勝1分け1敗と調子を上げている17位・清水と前節J1優勝を決めたものの直近5試合で2勝1分け2敗と勢いが陰りつつある首位・川崎Fの一戦。とはいえ、川崎Fは既に最多勝ち点(75)、最多勝利数(24)を更新しており、残りのシーズンはさらに記録を伸ばすための戦いとなる。

そして、目下達成が可能とされる主要な記録は、2006年の川崎Fが記録した最多得点「84」。今季の川崎Fはこれまで79得点を決めており、更新まであと6点に迫る。

王者として試合に臨む川崎Fはレアンドロ・ダミアンや三笘薫、家長昭博らを先発で起用。対する清水はカルリーニョス・ジュニオや竹内涼、西澤健太らを送り出した。

試合は6分に早くも川崎Fに最初の決定機。ディフェンスラインの裏に抜け出した三笘が左サイドをドリブルで進んで中央に折り返すと、L・ダミアンがボックス内からシュートを浴びせる。

しかし、これをGK大久保択生がファインセーブでしのぐと守護神の働きに攻撃陣が応える。11分、清水のカウンターから右サイドの西澤が低い弾道のクロスを上げると、DFを背負っていた中央の竹内がヒールで触れてファーに流す。最後はC・ジュニオが押し込んで清水が先制する。

18分には腰を抑えて倒れ込む登里享平が旗手怜央との交代を余儀なくされて悪いムードが漂う川崎Fだったが、21分に反撃。左サイドからワンタッチの連続で田中碧がスルスルと上がり、最後はL・ダミアンがボックス内で溜めてヒールでラストパス。流れるような連係から田中が放ったシュートがネットを揺らした。

王者の華麗な連係を見せつけられた清水だったが一歩も引かない。23分、スルーパスに反応した金子翔太がボックス内に抜け出そうとしたところでボールが川崎FのDFに当たってゴール方向へ。谷口彰悟がゴールライン間際ギリギリでクリアする。39分にも高い位置でのパスカットからC・ジュニオが右足で強烈なシュート。GKチョン・ソンリョンが立ちはだかったが、清水にとって良い時間が続く。

すると40分、清水が右サイド浅い位置でFKを獲得。キッカーの西澤が蹴り込んだクロスがボックス内に混戦をもたらすと、ボールを拾ったヘナト・アウグストがシュートを放つ。山根視来がゴールライン目前でブロックしたが、勢いを殺し切れずにボールはゴールに吸い込まれた。

リードして折り返しを迎えた清水は後半開始早々にもゴールを脅かす。49分、ボックス手前中央の西澤がワントラップして左足を強振。鋭く落ちるミドルシュートがバーを叩いた。

ポゼッションを高めながらもなかなか清水の最終ラインを越えることができない川崎Fは58分にL・ダミアンと脇坂泰斗に代えて小林悠と中村憲剛を投入。対する清水も金子翔太に代えて鈴木唯人を送り出した。

互いに選手を入れ替えてギアを上げようとした矢先、清水にとって不運なことに競り合いの中で脚を痛めた様子のC・ジュニオが担架で運び出されてティーラシン・デーンダーと交代する。

その後、人数をかけて攻め込む川崎Fに対して清水は4-4-2のブロックを敷いて耐える。川崎Fは77分、さらに家長とジェジエウに代えて齋藤学と山村和也を投入し、5枚のカードを使い切って打開を図る。

すると80分、田中のスルーパスに抜け出した山根がボックス右から中央に折り返す。しかし、飛び込んだ小林が放ったシュートはバーを叩き、こぼれ球を拾って放たれた齋藤のシュートも枠を捉えない。

それでも試合終了間際、川崎Fはボックス手前での細かい連係で清水のDF陣を翻弄。最後は浮き球のパスに抜け出した山根が確実に一対一を制し、同点弾を決め切った。

その後も猛攻を浴びせる川崎Fだったが、試合は同点のまま終了。清水は王者を撃破するチャンスを逃したものの3戦無敗とし、川崎Fは敗戦を回避して総得点数を「81」に伸ばした。

■試合結果
清水エスパルス 2-2 川崎フロンターレ

■得点者
清水:カルリーニョス・ジュニオ(11分)、ヘナト・アウグスト(40分)
川崎F:田中碧(21分)、山根視来(89分)

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