川崎F、優勝王手はならず…エヴェラウド弾の鹿島がACL圏に向けて勝ち点1を奪取

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明治安田生命J1リーグ第27節、鹿島アントラーズ対川崎フロンターレが14日に県立カシマサッカースタジアムで開催された。

この試合を前に、鹿島はDF永戸勝也が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたことを報告。濃厚接触者と判断された6選手を欠く中、今回の試合に臨んだ。先発では、3-2で勝利した直近の横浜F・マリノス戦から4選手を変更。一方の川崎Fも0-2で落とした前節の北海道コンサドーレ札幌戦から4選手を変更して試合に臨んだ。

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を狙う6位の鹿島と、今節ガンバ大阪が敗れたことで勝利すれば次節での優勝に王手をかけることが可能な首位の川崎Fが激突。試合序盤は川崎Fがペースを握ると、3分にファーストチャンスが訪れる。家長昭博のクロスからセットプレーの流れで残っていた正面の谷口彰悟が頭で合わせる。しかし、これはコースが甘く、GK沖悠哉のセーブ遭う。さらに川崎Fは6分、家長のパスからゴールエリア右付近に抜けた脇坂泰斗のシュートが右ポストに直撃する。

それでも、川崎Fは18分に相手のミスから先制する。ハーフウェーライン手前でファン・アラーノのミスパスを拾った脇坂がドリブルで持ち上がって一気にバイタルエリアまで侵入。最後はペナルティアークからゴール右にコントロールシュートを沈めて、川崎Fに先制点をもたらした。

ハーフタイムにかけては鹿島も反撃に出る。22分には、犬飼智也が右から上げたクロスに上田綺世がヘッド。しかし、これはGKチョン・ソンリョンのファインセーブに遭って同点弾とはならない。さらに33分にはサイドアタックから最後はゴール正面やや左のファン・アラーノがシュートを放つも、DFにブロックされる。

迎えた後半、追加点を狙いにいく川崎Fは58分、ボックス左からレアンドロ・ダミアンが鋭い折り返しを入れると、GK沖がボールをこぼす。すかさず中村憲剛が詰めたが、これは左ポストに弾かれた。その中村は64分に大島僚太との交代でベンチに退く。今季限りで引退を表明しているレジェンドに対して鹿島サポーターからも拍手が送られる。

終盤にかけても一進一退の攻防となると、75分にスコアを動かしたのは鹿島。右サイドから広瀬陸斗が入れたクロスに正面のエヴェラウドが打点の高いヘディングで合わせる。一度はGKチョン・ソンリョンに弾かれるも、エヴェラウドが自ら素早い反応から押し込んで、1-1とした。

その後も両者勝ち点3を狙ったが、ゴールは生まれず1-1で試合終了。川崎は引き分けにより、次節で優勝を決められる状況とはできなかった。一方、試合終了間際に危険プレーで三竿健斗が一発退場となった鹿島だが、ACL出場圏内でのフィニッシュに向けて大きな勝ち点1を手にしている。

■試合結果
鹿島アントラーズ 1-1 川崎フロンターレ

■得点者
鹿島:エヴェラウド(75分)
川崎:脇坂泰斗(18分)

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