20201114_Sendai(C)J.LEAGUE

長沢駿が古巣ガンバ大阪戦で圧巻ハット!ベガルタ仙台、18戦ぶり白星で長いトンネルを脱出

明治安田生命J1リーグは14日に第27節が開催され、ガンバ大阪とベガルタ仙台が対戦した。

直近12試合10勝2分け無敗と凄まじいペースで勝ち点を積み重ねる2位・G大阪が、17試合連続で勝ちなしと対照的な戦いを続ける最下位・仙台をホームに迎えた。

G大阪は前節からスタメンを約半数の5名変更し、宇佐美貴史はメンバー外、パトリックと小野瀬康介はベンチスタート。渡邉千真や矢島慎也、J1初先発の唐山翔自らを送り出した。対する仙台はシマオ・マテ、関口訓充、アレクサンドレ・ゲデスの3名を前節から変更し、金正也、佐々木匠、山田寛人らを起用している。

試合は立ち上がりに仙台が幾度か枠内シュートを放つが、GK東口順昭がビッグセーブを連発して阻む。しかし17分、イサック・クエンカがボックス左にドリブルで進行して中央に折り返すと長沢駿が左足でしっかりとミート。仙台が先制点を奪取する。

さらに前半終了間際、左CKからキッカーの浜崎拓磨がインスウィングのボールを蹴り込むとクリアしようとしたGK東口順昭の前に長沢が入り込む。ヘディングで古巣相手に2点目を沈めてリードを広げた。

G大阪は後半開始時に矢島と唐山に代えて小野瀬とパトリックを投入。重要選手を2枚加えて勝負に出る。

押し込むことができるようになってきたG大阪は小野瀬のドリブルなどを中心に仕掛けていくが、なかなか仙台の守備を崩すことはできない。62分には右サイドからの折り返しに倉田秋が合わせてネットを揺らしたもののオフサイドの判定となる。

反対に68分にはまたしても長沢が最終ラインの裏に抜け出すと、ここはたまらず昌子源がファウルでストップ。直後のボックス手前中央からのFKは得点に繋がらなかったが昌子には警告が提示され、G大阪はなかなか良い流れに持ち込むことができない。

そして75分、佐々木の右サイドからのクロスに反応した長沢がボックス内に走り込んで高く跳躍。ヘディングシュートを決め切り、ハットトリックを達成した。

試合終了間際にも柳貴博がボックス左からネットを揺らして4点目。仙台の勢いを跳ね返し切れないG大阪が一矢報いることはなく終了の笛が鳴らされた。この結果、G大阪は13試合ぶりの黒星を喫し、反対に仙台は18試合ぶりの白星を飾っている。

■試合結果
ガンバ大阪 0-4 ベガルタ仙台

■得点者
G大阪:なし
仙台:長沢駿(17分、44分、75分)、柳貴博(89分)

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