20210327_Kashiwa(C)Masahiro Ura

浦和レッズは公式戦4戦未勝利…鹿島アントラーズなど3クラブが5発大勝|ルヴァンカップ

JリーグYBCルヴァンカップは、27日にグループステージ第2節の計7試合が各地で行われた。

第1節で湘南ベルマーレと0-0で引き分けた浦和レッズは、初戦の横浜FC戦を0-1で落とした昨季ファイナリストの柏レイソルと埼玉スタジアム2002に迎え、グループC第2節を戦った。

浦和は日本代表GK西川周作、柏は韓国代表GKキム・スンギュが代表に招集され、守護神を欠く両チームの一戦。浦和はGK鈴木彩艶や興梠慎三らを先発起用し、柏はGK佐々木雅士やマテウス・サヴィオらを起用した。

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試合が終盤までスコアレスで推移するなか、柏は57分に呉屋大翔に代えてクリスティアーノを送り出す。79分、右CKの場面でキッカーの神谷優太がクロスを供給すると、途中出場のクリスティアーノが頭で合わせ、均衡を崩した。

反撃に出ようと圧を増す浦和だったが、最後まで得点を奪うことはできずに0-1で試合が終了。浦和は公式戦4試合未勝利と厳しい期間が続いている。一方の柏は大会初勝利を手にし、公式戦全体では5試合ぶりの勝利を飾った。

また、Aグループでは北海道コンサドーレ札幌がサガン鳥栖に5-1で快勝して連勝している。

明治安田生命J1リーグでは開幕から4勝2分けで無敗かつ無失点を維持する鳥栖だが、8分と9分に立て続けにオウンゴールを喫す。その後も失点が止まらず、0-4で迎えた67分に田代雅也が頭でネットを揺らしたが、試合終盤にもルーカス・フェルナンデスに沈められてルヴァン杯では連敗を喫した。

Dグループでも大量得点試合が生まれている。横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島をホームに迎えた一戦では、28分にオナイウ阿道が仲川輝人のパスに合わせて横浜FMが先制。前半はこの1点にとどまったが、後半にゴールショーが繰り広げられた。

53分、カウンターから今度はオナイウからのパスを受けた仲川が鋭い切り返しでチェックを剥がしてネットを揺らすと、その5分後には岩田智輝が頭で決めてリードを広げる。64分に仲川にこの日2点目が生まれ、90分にはオナイウも右足で2点目を記録した。5-0で快勝した横浜FMはルヴァン杯連勝、広島は1分け1敗未勝利となっている。

ルヴァン杯グループステージ第2節の結果は以下の通り。

■グループステージ第2節

・3月27日(土)
[Aグループ]
鳥栖 1-5 札幌
福岡 1-5 鹿島

[Bグループ]
徳島 0-1 大分

[Cグループ]
浦和 0-1 柏
湘南 1-0 横浜FC

[Dグループ]
仙台 0-1 清水
横浜FM 5-0 広島

・3月28日(日)
[Bグループ]
14:00 FC東京 vs 神戸

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