J2昇格プレーオフの準決勝2試合が、12月1日に行われた。
J2昇格のラスト1枠を懸け、明治安田J3リーグのレギュラーシーズン3位~6位までが準決勝からのトーナメント形式で争うJ2昇格PO。準決勝の対戦カードは、松本(J3・4位)vs福島(J3・5位)、富山(J3・3位)vsFC大阪(J3・6位)の組み合わせとなった。
松本vs福島では10分、樋口寛規が左サイドからのクロスに反応した樋口寛規が左足でのシュートを選択し、福島が先制。しかし後半、66分に松本ボールの右CKから味方のヘディングシュートのこぼれ球に詰めた高橋祥平が押し込んで同点弾とする。そのまま試合が終了し、1-1でドロー決着となった。
富山vsFC大阪では、36分に布施谷翔が頭でネットを揺らし、守勢が続いていた富山が先制に成功。それでも前半AT、ボックス右に抜け出した増田隼司が右足を思い切りよく振り抜いてFC大阪の同点弾とする。すると後半はスコアが動かず、こちらの試合も1-1で終了した。
両試合ともにドローで終了したが、J3年間順位が上位の松本と富山がJ2昇格PO決勝へと進出している。
J2昇格PO決勝は7日に開催予定。富山vs松本で勝利したほうがJ2昇格を果たすこととなるが、年間順位が上の富山はドローの場合でも勝利扱いとなる。

