浦和レッズは27日、オランダ人FWブライアン・リンセンの完全移籍加入についてフェイエノールトとクラブ間合意に達したことを発表した。
31歳のリンセンはこれまでオランダ国内で活躍。2021-22シーズンには公式戦53試合に出場して17ゴール10アシストをマークした。
170cm、64kgの体格であり、浦和は同選手の特徴を「前への推進力・スピードがあり、テクニックも兼ね備えた得点力高いストライカー。周囲の選手を活かすプレーもでき、守備面での貢献も期待できる」と評している。
背番号9を着用することになるリンセンは、初の国外挑戦に向けてクラブ公式サイトを通じて「私のキャリアの中での新しい章が始まることを、とても楽しみにしています」とコメントし、以下のように続けた。
「18歳からオランダのプロサッカーリーグでプレーしていて、最後の2年間はフェイエノールトでプレーしました。フェイエノールトでは素晴らしい時間を過ごすことができ、非常に誇りに思っています。私は海外でプレーする夢を今まで持ってきました。それは皆さんも知っていることだと思います。この浦和への移籍は私のひとつの夢が叶った瞬間でした」
また、浦和の印象については「偉大なクラブであり、素晴らしいスタジアムがあり、多くのファン・サポーターが浦和レッズにはいます。これから始まる新しい生活、これから出会う人々のことを思うと今から待ちきれません。浦和レッズのユニフォームを着た最初の試合を心待ちにしていますし、それが素晴らしい時間になることを祈っています」との期待を述べている。
なお、今後は日本でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定とのこと。直近のオランダ『RTV Rijnmond』の報道によれば、移籍金は130万ユーロ(約1億9000万円)と伝えられている。




