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ヴィッセル神戸から清水エスパルスに期限付き移籍! 藤本憲明「サポーターに会いたくて初恋を思い出す」

清水エスパルスは12日、FW藤本憲明がヴィッセル神戸からの期限付き移籍で加入することを発表した。契約期間は2021年8月10日から2022年1月31日まで。藤本は神戸と対戦するすべての公式戦に出場できない。

2012年に当時JFLだった佐川印刷SCでシニアレベルのキャリアをスタートさせた藤本は、J3の鹿児島ユナイテッドFCを経て、2018年にJ2だった大分トリニータに完全移籍。6年ぶりの昇格に貢献して同クラブでJ1デビューを果たした後、2019年夏に神戸に完全移籍した。

しかし、神戸ではそれほど多くの出場機会を得ることはできず。2021シーズンはここまで明治安田生命J1リーグ9試合の出場にとどまっていた。

以下に続く

藤本は、清水の公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「ゴール、アシスト、勝利を1つでも多く皆さんに届けられるように、期待に応えたいと思います。ピッチ内外でも皆さんを楽しませられるように頑張っていきます。あの素晴らしいスタジアムに立てると思うと興奮して夜も眠れず寝不足になりそうです。早くオレンジ色に染まったファン、サポーターの皆さんに会いたくて、初恋を思い出して夜も眠れず寝不足になりそうです。そんな最高の歴史あるチームに加入でき、嬉しく思うと共に必ずチームの目標達成の為にPENETRATEします。よろしくお願いします」

また、神戸を通じては「チームの目標達成を成し遂げたい、貢献したいと今も思っています。今の雰囲気、勢い、チーム力なら必ず達成できると信じています」と応援のメッセージを発しつつ、決断の理由を明かした。

「ただ個人的な結果、目標から目を背けるわけにもいかず、この様な決断に至りました。大好きなファン、サポーターの方々に申し訳ない気持ちと言うより、感謝しかありません。どんな時でも盛り上げて、鼓舞してくれて、一緒に喜んで、いつもゴール裏は最高の雰囲気でした。その最高のゴール裏の前に再び立つ為にもエスパルスで成長して、そこで結果を残して、また成長した姿で勝利の喜びを共に分かち合いましょう。トモニイコウ VAMOS VISSEL」

なお、神戸は今夏に武藤嘉紀、大迫勇也、ボージャン・クルキッチというフォワードのビッグネームを立て続けに獲得。藤本を含めて、フォワード登録の選手は9名にまで増加していた。

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