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【動画】川崎フロンターレ、家長昭博2発などで“多摩川クラシコ”制す! FC東京は6戦ぶり黒星

明治安田生命J1リーグは11日、第9節のFC東京vs川崎フロンターレが行われた。

開幕から4勝3分け1敗で直近5戦無敗のFC東京が、開幕から8勝1分け無敗で直近3連勝中の川崎Fをホームに迎えた“多摩川クラシコ”。

FC東京はディエゴ・オリヴェイラや永井謙佑、森重真人らを先発起用。川崎Fもレアンドロ・ダミアンや三笘薫、家長昭博をスタメンで送り出し、互いに過密日程における現状のベストメンバーで臨んだ。

主導権を握ろうとする川崎Fは5分FC東京ゴールを脅かす。左サイドでボールを受けた三笘がドリブルでボックス左に侵攻。そのまま角度のないところから左足でシュートを放ったがGK児玉剛に阻まれた。

勢いそのままに川崎Fが8分に先制点を奪取する。ボックス手前中央でボールを持ったL・ダミアンが浮き球のパスをボックス内に供給。飛び込んだ家長が頭で合わせてネットを揺らした。

さらに17分、またもボックス手前中央のL・ダミアンがスルーパスを送ると反応したのは家長。ボックス右から左足でシュートを放ってリードを広げる。

反撃に出るFC東京は19分、右サイド浅い位置からのクロスに飛び上がったD・オリヴェイラがヘディングシュート。しかし、GK丹野研太が指先で触れてゴールを死守した。

反対に23分にはまたもL・ダミアンのパスを受けた三笘がボックス左に入り込んでシュート。これがネットを揺らしたが、オフサイドと判定されて得点は認められない。

その後も攻勢を保つ川崎Fだったが無理に攻め込むことはせず。36分にもボックス右でボールを受けた家長が中央に折り返すとL・ダミアンが右足で合わせたがFC東京DFがブロックした。

折り返して迎えた後半、ビハインドを抱えるFC東京は安部柊斗に代えてアダイウトンを送り出す。すると、この交代が功を奏した。

59分、ボックス右に抜け出した永井が中央に折り返すとニアのD・オリヴェイラがスルー。背後で受けたアダイウトンが合わせて1点差に詰め寄る。

しかし61分、最終ラインでクロスに対処した中村拓海のトラップ際を狙っていた三笘がボールを奪取。そのままボックス内に入り込んで右足で流し込み、再びリードを広げた。

FC東京の長谷川健太監督は直後、3枚替えを敢行。永井、三田、中村拓に代えて田川亨介、高萩洋次郎、内田宅哉を送り出した。

積極的に交代策を打ち出すFC東京だが、それでも川崎Fの勢いは止まらない。75分、FC東京陣内中央付近でのFKからキッカーの田中碧がボックス内右に蹴り込むと、谷口彰悟が頭で折り返す。フリーになっていたL・ダミアンが難なく沈め、チームの4点目とした。

FC東京は5枚目のカードで東慶悟に代えてアルトゥール・シルバを投入。すると84分、高萩が左サイド低い位置からクロスを供給する。これに合わせた内田が頭でネットを揺らした。

最終盤の84分、川崎Fは結果を出したL・ダミアン、家長、三笘に代えて知念慶、小林悠、長谷川竜也を投入。このタイミングでフレッシュな選手を送り出して前線の圧力を保った。

すると、それ以上点差が縮まることはなく試合が終了。この結果、川崎Fは4試合ぶりの失点を喫したものの4連勝を飾った。一方のFC東京は5試合ぶりの敗戦を喫している。

■試合結果
FC東京 2-4 川崎フロンターレ

■得点者
FC東京:アダイウトン(59分)、内田宅哉(84分)
川崎F:家長昭博(8分、17分)、三笘薫(61分)、レアンドロ・ダミアン(75分)

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