20210410_Tanaka(C)Getty images

サンフレッチェ広島が今季初黒星…18歳MF田中聡のJリーグ初弾で湘南ベルマーレが5戦ぶり勝利!

明治安田生命J1リーグは10日、第9節のサンフレッチェ広島vs湘南ベルマーレが行われた。

開幕から4勝4分け無敗の広島が、1勝3分け4敗かつ直近4試合未勝利の湘南をホームに迎えた一戦。

広島はドウグラス・ヴィエイラや柏好文、青山敏弘らを先発起用。対する湘南は石原直樹や石原直樹、山田直輝らをスタートから送り出した。

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試合は互いに決定機を欠く展開が続くが、広島がボール保持で上回って進行。なかなか深い位置まで張り込めない湘南は17分に高橋がボックス左からドリブルで中央に入り込んで右足を振り抜いたが、枠を越えていく。

とはいえ、一方の広島も簡単には湘南のディフェンスラインを越えられず。35分には湘南陣内左の距離のある位置でFKを獲得したが、茶島雄介がボックス内に蹴り込んだボールはGK谷晃生にキャッチされた。

42分にはボックス手前中央やや距離のある位置で前を向いた青山が右足のアウトにかけた鋭いミドルシュートを繰り出す。枠を捉えていたが、GK谷に弾き出されて均衡を崩すには至らない。

両チームはスコアレスで迎えたハーフタイムに選手交代を敢行。広島は藤井智也に代えて森島司、湘南は石原直と茨田陽生に代えて町野修斗と名古新太郎を起用し、ともに攻撃的なカードを切る。

すると52分、味方とのワンツーからボックス手前中央でボールを持った森島が左足でミドルシュート。しかし、これは枠を外れていく。

広島が積極的にミドルシュートを浴びせながらも先制することができずにいると、湘南に決定機が訪れた。56分、広島陣内中央付近でボールを奪った田中聡が町野とのワンツーでボックス左に侵攻。そのまま左足でシュートを放つと、これが先制点となった。また、18歳の田中にとってはこれがJリーグ初ゴールとなっている。

ビハインドとなった広島は59分、D・ヴィエイラ、柏、ハイネルに代えてジュニオール・サントス、川辺駿、浅野雄也を投入。3枚を入れ替えて反撃に出る。広島が攻勢を強める67分、湘南は大橋祐紀に代えて古林将太を送り出した。

広島は直後、J・サントスのパスに抜け出した森島がボックス左から左足でシュート。しかし枠を捉えることはできず、5枚目のカードで青山に代えて野上結貴を起用した。

押し込まれながらもGK谷を中心に気迫のこもった守備を続ける湘南は76分、得点を決めた田中に代えて大岩一貴を投入。DFの枚数を増やして試合を締めに入る。

結局、広島が追いつくことはなく試合が終了。この結果、広島は開幕から9試合目にして初敗北を喫した。一方、湘南は5試合ぶりの白星を飾っている。

■試合結果
サンフレッチェ広島 0-1 湘南ベルマーレ

■得点者
広島:なし
湘南:田中聡(56分)

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