明治安田生命J1リーグは10日、第9節のセレッソ大阪vsアビスパ福岡が行われた。
前節4試合ぶりに失点して6試合ぶりの敗戦を喫したC大阪が、直近3試合で勝利がない福岡をホームに迎えた一戦。
C大阪は大久保嘉人や清武弘嗣、西川潤らを先発起用。引き続き新型コロナウイルスの影響でレヴィー・クルピ監督に代わって小菊昭雄が指揮を執ることとなった。対する福岡は金森健志や前寛之、古巣対戦となるブルーノ・メンデスらを送り出している。
互いに積極的に前に出ていく序盤。4分には西川のシュートのこぼれ球に反応した豊川雄太がネットを揺らしたが、西川がボールを持った時点でオフサイドだったとして得点は認められない。
一方の福岡は8分、ボックス内でボールをもった吉岡雅和が左足で枠を捉えたがGKキム・ジンヒョンが好守で阻む。
一進一退の攻防が続く14分、左サイド深い位置で志知孝明が奥埜博亮と交錯したプレーについてのオンフィールドレビューが実施。チェックの末、志知にはレッドカードが提示された。
10人になった福岡は17分に北島祐二に代えて湯澤聖人を起用。中盤の枚数を減らして守備組織を整えた。
その後、C大阪はボールを支配して攻めどころを探る。福岡も集中した守備を見せるが数的不利の中で押し込まれる時間が続く。
しかし、逆に福岡が割り切った守備を見せることでC大阪もなかなかシュートまで持ち込むことができない困難な展開に。前半終了間際の45分にはボックス手前中央から奥埜が左足で狙ったが福岡DFにブロックされた。
スコアレスで折り返して迎えた後半もC大阪が一方的に攻め込んでいく。50分にはボックス手前中央でゴールを背にしてパスを受けた豊川が強引に振り向いて右足を振り抜くが、これもDFにブロックされて得点にはつながらない。
打開したいC大阪は62分、西川に代えて中島元彦を投入。しかし66分、福岡がカウンターからゴールに迫る。抜け出したB・メンデスがボックス右に入り込んで中央に折り返すと金森健志が飛び込むが、目前の奥埜がスライディングで阻んだ。
それでも直後の左CKから福岡が歓喜の瞬間を迎える。こぼれ球をボックス右で拾った吉岡が左足で鋭いカーブをかけたシュートを放ち、ゴール左上隅を射抜いて先制点を奪取した。
しかし、C大阪も譲らない。69分、ボックス手前やや右でボールを持った中島が中央にカットインしながら左足を強振。強烈なシュートをネットに突き刺し、すぐさま同点とした。試合を動かした吉岡と中島は、ともにこれがJ1初ゴールとなっている。
畳みかけたいC大阪は大久保と豊川に代えて松田力と加藤陸次樹を73分に投入。同じタイミングで福岡も2枚替えを敢行し、金森とB・メンデスに代えてフアンマ・デルガド、石津大介を起用した。
攻撃のテコ入れを図った両チームだが、この交代策が功を奏したのはC大阪だった。31分、丸橋祐介が左サイドから低く速い弾道のアーリークロスを供給すると飛び込んだのは加藤。体勢を崩しながら右足で合わせて逆転弾を奪い切った。
さらに79分、福岡陣内中央付近やや距離のある位置から奥埜がミドルシュート。強烈なシュートはバーに跳ね返されたが、C大阪にとって良い流れが続く。
直後に吉岡と田邉草民に代えて渡大生とカウエを送り出して交代枠を使い切る福岡。すると試合終了間際の88分、ボックス手前右のE・サロモンソンがクロスを供給する。ボックス内で飛び上がったフアンマが頭で押し込み、同点とした。
試合は同点で終了。この結果、C大阪は2試合未勝利となり、福岡は4試合未勝利となったものの苦しい試合で勝ち点1を持ち帰ることに成功した。
■試合結果
セレッソ大阪 2-2 アビスパ福岡
■得点者
C大阪:中島元彦(69分)、加藤陸次樹(76分)
福岡:吉岡雅和(67分)、フアンマ・デルガド
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