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徳島ヴォルティスとの昇格組対決制したアビスパ福岡がJ1初白星! 金森健志の復帰後初弾が決勝点

明治安田生命J1リーグ第4節では徳島ヴォルティスとアビスパ福岡が対戦した。

開幕から3試合を終えて2分け1敗の徳島が、1分け2敗の福岡をホームに迎えた一戦。昇格組同士の対戦は、今季J1初勝利を目指すチーム同士の対戦にもなった。

徳島は垣田裕暉や渡井理己らを先発で起用。対する福岡は、背番号10の城後寿や金森健志らを送り出している。昨季J2王者でもある徳島はリーグ戦での直接対決では福岡に2敗していたが、J1での一戦では幸先の良いスタートを切った。

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開始早々の2分、渡井のスルーパスに反応した宮代大聖がボックス左に抜け出してシュートを放つが、前に出たGK村上昌謙がセーブ。こぼれ球に反応した垣田が確実に押し込んで徳島が先制する。

その後もボールを保持しつつ加点の機会をうかがう徳島だが、福岡も簡単にはやらせない。1-0のスコアのまま前半を終える。

両チームは後半開始と同時に選手交代を敢行。徳島が安部崇士に代えて福岡将太を投入すれば、福岡は城後に代えて重廣卓也を送り出した。

そして53分、福岡がショートカウンターを発動して徳島陣内の中央付近で前を向いた石津がボックス右に精度の高いスルーパスを供給。走り込んでいたエミル・サロモンソンがGK上福元直人の股を抜くシュートを放ち、試合を振り出しに戻す。

盛り返している福岡は68分、ボックス内でジエゴが浮き球のボールの処理を誤ってハンドをとられたため、PKを獲得。キッカーの金森が豪快に蹴り込み、福岡が逆転に成功する。また、金森にとっては2016年以来となる帰還後の初ゴールにもなった。

交代カードを使いつつ状況を変化させていく両チームだが、試合は福岡がリードを保ったまま終了。昇格組同士の対決は福岡が制し、J1初白星を手にした。一方、徳島は未勝利が続いている。

■試合結果
徳島ヴォルティス 1-2 アビスパ福岡

■得点者
徳島:垣田裕暉(2分)
福岡:エミル・サロモンソン(53分)、金森健志(68分)

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