20210314_Marinos_Urawa1(C)Shin-ichiro KANEKO

前田大然が2発で得点ランクトップタイ!横浜F・マリノスが浦和レッズに3発快勝

明治安田生命J1リーグは14日、第4節の横浜F・マリノスvs浦和レッズが行われた。

ともに開幕から3試合を戦って1勝1分け1敗の横浜FMと浦和による一戦。ホームの横浜FMは前田大然や仲川輝人、マルコス・ジュニオールらを先発で起用した。

一方、今季からリカルド・ロドリゲス監督が率いる浦和は杉本健勇や汰木康也、阿部勇樹らを起用。前節とまったく同じメンバーで、昨季リーグ後半戦で2-6の大敗を喫した相手との対戦に臨む。

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試合は開始早々の3分に動く。右サイド深い位置まで入り込んだ仲川が低いクロスを供給するとGK西川周作は前に出てパンチングを試みたが処理できず。ボックス中央で待ち構えていた前田が押し込み、3戦連発の今季4点目とした。

その後、失点した浦和はボールを支配しつつ反撃を試みるが簡単には最終ラインを越えることができず。横浜FMも強度の高いプレスで前線から追い回して自由にはやらせない。

25分にはアクシデントが発生。浦和の選手と交錯して倒れ込んだティーラトンが担架で運び出され、小池龍太との交代を余儀なくされた。

予期せぬところで交代カードを1枚着ることとなった横浜FMだが、好調のストライカーがすぐに暗雲を吹き飛ばす。26分、ボックス手前左のM・ジュニオールがボックス内に浮き球のボールを送ると、仲川が槙野智章を背負いながらもうまく落とす。フリーになっていた前田が右足でこの日の2点目を叩き込んでリードを広げる。

さらに34分、カウンターからボックス手前まで運んだ前田が、裏に抜け出そうとするM・ジュニオールをおとりにしつつ左足でシュート。わずかに左に外れたが、浦和がなかなか高い位置まで入り込めずにいる一方で横浜FMが次々にチャンスを作り出していく。

39分にはボックス右に抜け出した杉本がDFにコースを限定されながらも右足でシュート。決定機を作り出すことには成功した浦和だったが、ここではGKオビ・パウエル・オビンナが足でセーブする。

続く43分にもボックス左に抜け出した汰木がふわりとしたクロスを供給。高く飛び上がった明本考浩のヘディングシュートは小池にブロックされ、こぼれ球に自ら反応した明本の左足のシュートも枠を捉えなかったが、前半終盤に浦和が立て続けにチャンスを迎えた。

2点以上がほしい浦和は後半スタート時に阿部と伊藤敦樹に代えて金子大毅と田中達也を投入する。

しかし55分、横浜FMがまたしても決定機をものにした。ボックス右でボールを持ったM・ジュニオールが絶妙な軌道を描くグラウンダーのクロスを中央に折り返すと、走り込んだ小池が左足でミート。クラブにとっての記念すべきJ1通算1500点目(史上3クラブ目)でリードを3点に広げた。

横浜FMは62分に前田、M・ジュニオール、仲川の複数得点に絡んだ3名をお役御免とする。オナイウ阿道、水沼宏太、渡辺皓太を送り出した。対する浦和も65分に2枚を入れ替え、杉本と汰木に代えて伊藤涼太郎と関根貴大を投入する。

互いに大きくメンバーを入れ替えたあとも横浜FMの優勢が続く。73分には渡辺のスルーパスに反応したエウベルがボックス中央から右足でシュートを放ったが、枠を外れた。

それほど押し込まれているわけではないが素早い攻撃から立て続けにピンチを迎えている浦和は、76分に小泉佳穂に代えて柴戸海を投入して5枚のカードを使い切る。対する横浜FMもエウベルに代えて天野純を送り出して試合を締めに入った。

結局、横浜FMがリードを保ったまま試合が終了し、横浜FMが連勝を飾った。また、2得点を決めた前田は今季5得点でセレッソ大阪FW大久保嘉人と並んで得点ランキングトップタイとなっている。

■試合結果
横浜F・マリノス 3-0 浦和レッズ

■得点者
横浜FM:前田大然(3分、26分)、小池龍太(55分)
浦和:なし

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