takashi-inui(C)Getty Images

2位横浜FMが痛恨黒星で首位と勝点12差に…乾貴士がC大阪に復帰後初ゴール

明治安田生命J1リーグ第33節が24日に行われ、12位セレッソ大阪と2位横浜F・マリノスが対戦した。

C大阪は乾貴士、松田力、加藤陸次樹らが先発。連勝中の横浜FMは前田大然、杉本健勇、仲川輝人の3トップを形成し、苦手なヨドコウ桜スタジアムで10年ぶりの勝利を狙う。試合は開始早々にC大阪が先制。6分、乾が左サイドからカットインして右足を振り抜く。これがディフレクションしてゴールに吸い込まれ、乾の加入後初ゴールが先制点となった。10年ぶりの復帰弾はプロデビューした横浜FMから挙げたゴールとなっている。

さらに21分にはC大阪が追加点。キム・ジンヒョンのロングフィードから藤田直之、松田とつなぐと、ラストパスを加藤が冷静に流し込み、C大阪が2点リードを奪う。34分には乾のスルーパスに松田が抜け出し、こぼれ球を加藤が狙うが、惜しくも枠を捉えきれない。前掛かりな横浜FMの裏を突いていく。

前半終了間際に横浜FMが1点を返す。43分、水沼宏太のコーナーキックから實藤友紀が頭で合わせ、1-2で前半を折り返す。

51分には藤田がゴール左からのFKを直接狙う。ファーサイドへ飛んだボールは右ポストに嫌われた。60分にはC大阪の主将、清武弘嗣がピッチに入る。一方、追いつきたい横浜FMは71分にレオ・セアラ、エウベルと2人のアタッカーを投入する。

宮市亮も入れた横浜FMだが、最後まで1点が遠く1-2と敗れた。首位川崎フロンターレとの勝点差は「12」に広がっている。

■試合結果
セレッソ大阪 2-1 横浜F・マリノス
■得点者
C大阪:乾貴士(6分)、加藤陸次樹(21分)
横浜FM:實藤友紀(43分)

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