明治安田生命J1リーグは3日、第31節のサンフレッチェ広島vs名古屋グランパスが行われた。
連勝を目指す10位・広島が、上位争い中で8戦無敗の4位・名古屋をホームに迎えた一戦。広島は浅野雄也や森島司、青山敏弘ら、名古屋はシュヴィルツォクや柿谷曜一朗、稲垣祥らをスタメン起用した。
開始から一進一退の攻防が繰り広げられる試合では12分に名古屋がチャンスを作る。ボックス左でボールも持った柿谷が中央に折り返すと後方から走り込んだ稲垣がボレーシュートを放つが広島DFがブロック。こぼれ球に反応したシュヴィルツォクもシュートを浴びせたがこれもブロックされた。
守備に比重を割きつつカウンターを狙う広島に対して名古屋がボールを保持して崩しを図る構図が続く。30分には名古屋が左サイドでFKを獲得し、ガブリエル・シャビエルがクロスを蹴り込んだが得点には繋がらない。
試合が動いたのは35分だった。荒木隼人がピッチ中央付近でボールを奪って素早くスルーパス。スピードを生かしてボックス左に侵攻した浅野が木本恭生のチェックを受けながらも左足を振り抜くと、右ポストに当たったボールがゴールに吸い込まれた。
名古屋は前半終盤に足を痛めた様子だった森下龍矢をハーフタイム中にマテウスと交代。アクシデントではあるが攻撃的なカードを切って追い上げを図る。
しかし、後半も広島が早々にチャンスを迎えた。48分、ボックス内で広島の選手たちが細かくつないで最後はボックス左から左足でシュート。これは枠を外れたものの広島が高い位置で持つシーンを目立たせる。
思うように攻め込めない名古屋は52分という速いタイミングで3枚替えを敢行。シュヴィルツォク、G・シャビエル、柿谷に代えて山崎凌吾、前田直輝、齋藤学とアタッカーを総入れ替えする。59分には前田が右サイドからカットインして強烈なシュートを放ったが、荒木に頭でブロックされた。
ギアを上げていく名古屋は65分にマテウスが高い精度のアーリークロスを供給するが、ボックス中央で前田が胸トラップした後にバウンドが乱れてシュートに持ち込むことができず。それでも徐々に押し込まれている広島は68分に森島と柴崎晃誠に代えて茶島雄介とエゼキエウを投入する。
そして、最後まで広島がリードを保つ形で試合が終了した。この結果、広島が連勝を飾り、GK林卓人はJ1史上5人目となる通算100試合目のクリーンシートを達成した。一方、名古屋は9試合ぶりの黒星を喫して4位。一試合消化試合数の少ない3位・ヴィッセル神戸と勝ち点57で並んでいる。
■試合結果
サンフレッチェ広島 1-0 名古屋グランパス
■得点者
広島:浅野雄也(35分)
名古屋:なし




