明治安田生命J1リーグは25日、第30節のFC東京vs浦和レッズが行われた。
ここ2試合無敗で8位のFC東京(勝ち点46)が、6戦無敗かつ連勝中と好調の6位・浦和(勝ち点51)をホームに迎えた一戦。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられる3位・ヴィッセル神戸の勝ち点は「54」であり、熾烈な上位争いを繰り広げるチーム同士の対戦となった。
FC東京は田川亨介や永井謙佑、長友佑都らを先発起用し、ディエゴ・オリヴェイラらはベンチスタート。対する浦和も江坂任や汰木康也、酒井宏樹らを送り出し、キャスパー・ユンカーらは控えとなる。
長友と酒井による日本代表同士のマッチアップも期待された一戦は開始早々に動きを見せた。1分に森重真人がディフェンスラインからロングフィードを送ると、左サイドバックの酒井の背後から中央に走り込んだ田川が胸トラップして左足でシュート。これが決まり、FC東京が先制する。
その後もなかなか攻勢に転じることができない浦和は14分にボックス手前中央でFKを獲得。キッカーの江坂が直接狙うとゴール右上隅のこれ以上ないコースを突くが、GK波多野豪がファインセーブで弾き出した。
35分にはFC東京が右サイド深い位置でFKを獲得。クロスが跳ね返されたところで安部柊斗がミドルシュートを浴びせると浦和DFにブロックされたボールがぼっく内にこぼれる。いち早く反応したジョアン・オマリが至近距離から左足のボレーシュートを繰り出したが枠を越えていく。
それでも前半AT、反撃に出る浦和は平野佑一のスルーパスに酒井が反応。ボックス右から右足で冷静にシュートを放ち、ネットを揺らした。一度はオフサイドの笛が鳴らされたもののVARオンリーレビューにより同点弾が認められる。酒井にとってはこれがJリーグ復帰後の初ゴールとなった。
追いつかれて前半を終えたFC東京はハーフタイム中に2名を交代。渡邊凌磨と高萩洋次郎に代えて東慶悟とディエゴ・オリヴェイラを送り出す。
51分、素早い攻撃からボックス手前中央でボールを持ったD・オリヴェイラが左足を強振。強烈なシュートを放ったが、枠をわずかに左に逸れていく。
FC東京は後半半ばにも交代カードを切り、永井と青木拓矢に代えてアダイウトンと三田啓貴を投入。パスを繋ぎながらもなかなか決定機を作り出すことができない浦和は汰木に代えてユンカーを起用した。
すると66分、ボックス手前左から関根貴大が左足で強烈なミドルシュート。バーに直撃した跳ね返りに反応した江坂が落ち着いて逆転弾を決め切った。
支配率で勝る浦和はその後もパスを繋ぎつつ追加点の機会を探っていく。FC東京は積極的にクロスを入れて再び同点にしようとするがなかなか得点は生まれない。
終盤に差し掛かる浦和にアクシデントが発生。アダイウトンと接触した酒井が左太もも付近を抑えて倒れ込んでしまい交代を強いられる。78分にその酒井と平野に代えて西大伍と伊藤敦樹が投入された。
それでも浦和がリードを保ったまま試合が終了。この結果、7戦無敗の3連勝とした浦和(30試合消化)は勝ち点54で3位・ヴィッセル神戸(29試合)、4位・名古屋グランパス(30試合)と並んでいる。一方のFC東京は3試合ぶりの敗戦を喫した。
■試合結果
FC東京 1-2 浦和レッズ
■得点者
FC東京:田川亨介(1分)
浦和:酒井宏樹(45+1分)、江坂任(66分)




