明治安田生命J1リーグは18日、第29節の名古屋グランパスvs横浜F・マリノスが行われた。
3位から7位までが勝ち点3差でひしめく熾烈な上位争いを続ける4位・名古屋グランパス(勝ち点50)が、首位を勝ち点1差で追う2位・横浜F・マリノス(勝ち点65)をホームに迎えた。
両者にとって重要な一戦。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)においても日本勢で唯一ベスト8に残るなど良い状態にある名古屋は、シュヴィルツォクやマテウス、稲垣祥らを起用する。
対する横浜FMはレオ・セアラや前田大然、マルコス・ジュニオールらを先発起用。夏の加入直後にベンチ入りしたものの出場せず、その後はメンバーから外れていた宮市亮も久々にベンチ入りした。
試合は早々の12分に動く。名古屋が右CKの流れから立て続けにシュートを浴びせてボックス内で混戦状態となり、最後は中谷進之介がこぼれ球を押し込んで先制点とする。
前半中に追いつきたい横浜FMはボールを持ちながら攻め込んでいくが、名古屋が誇るリーグ屈指の堅守も崩れない。20分には左サイドでボールを持ったM・ジュニオールが中央にクロスを入れるが飛び込んだ前田大然にはわずかに合わなかった。
32分にはボックス内でボールを持った小池龍太がシュートに持ち込もうとしたが宮原和也と競り合いながら転倒。笛が鳴ったが、VARオンフィールドレビューの末にノーファウルと判定される。
横浜FMが振り出しに戻せないまま迎えた後半立ち上がり、前田直輝が高い位置でプレッシャーをかけてボールを奪取。ボックス左でボールを持ったシュヴィルツォクがGK高丘陽平までをかわして左足で流し込み、リードを広げた。
横浜FMは55分に最初の交代カードを使用。前田大然に代えて宮市を送り出してJリーグデビューを飾らせる。イングランドやオランダ、ドイツでプレーしてきたスピードスターは、左サイドのアタッカーを務めた。対する名古屋は前田直輝と長澤和輝に代えてガブリエル・シャビエルと米本拓司を送り出す。
しかし、横浜FMはその後もボールを保持しながらもなかなか崩すことができず。69分にはさらに選手を入れ替えてM・ジュニオールと扇原貴宏に代えて杉本健勇と天野純を投入した。
すると72分、右CKの場面で天野が左足でクロスを供給するとニアで合わせたのは杉本。ヘディングシュートでネットを揺らし、途中出場選手2名が直接的に関与して点差を縮めた。
終盤にかけて耐える展開となる名古屋だったが、最後まで横浜FMに追いつかれることはなく試合が終了。横浜FMは首位・川崎フロンターレ(1試合未消化)との勝ち点差を暫定「4」に広げられた。一方の名古屋は6戦無敗かつ連勝で上位争いを続けている。
■試合結果
名古屋グランパス 2-1 横浜F・マリノス
■得点者
名古屋:中谷進之介(12分)、シュヴィルツォク(46分)
横浜FM:杉本健勇(72分)
