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武藤アシストのヴィッセル神戸、大迫不発も中坂弾で3試合ぶり白星! 札幌は直近5試合で4敗目

明治安田生命J1リーグ第29節、ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌が18日に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催された。

ここまで勝ち点48で5位の神戸と、勝ち点39の札幌が相まみえた。立ち上がり、札幌は2分に決定機を演出。駒井善成のパスでボックス右奥に侵入した金子拓郎がマイナスボールを折り返す。正面でフリーだった荒野拓馬が右足で合わせたが、シュートはわずかに枠の右にはずれた。

すると、先制したのは最初のビッグチャンスをゴールに結びつけた神戸だった。GK飯倉大樹からロングボールを受けた武藤嘉紀がうまくDFと入れ替わってボックス右に侵入し、中央へ折り返し。正面の中坂勇哉がゴール左にシュートを流し込み、神戸が試合の均衡を崩した。

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さらに神戸は36分、自陣での武藤のボールカットから一気に最終ライン裏に抜け出した大迫勇也がGKと一対一に。しかし、大迫は飛び出してきたGK菅野孝憲のセーブに遭って、この決定機を活かせない。

迎えた後半、神戸は61分にボックス左手前の初瀬亮がゴール右隅へコントロールシュートを飛ばすも、GK菅野の横っ飛びセーブに遭って追加点ならず。直後にもイニエスタの右CKからフェルマーレンがヘディングシュートをゴール左に飛ばすが、ここもGK菅野のビッグセーブに阻まれる。

守護神に助けられた札幌は68分に好機が訪れる。荒野の縦パスを駒井がさばくと、最後は途中出場のドウグラス・オリヴェイラが正面でシュート。しかし、これはGK飯倉のセーブを前に同点弾とはならない。

その後も札幌が相手に圧力をかけ続けたが、神戸も守備で最後まで踏ん張り、何とかそのまま逃げ切り。神戸がリーグ3試合ぶりの白星で勝ち点3を上乗せした。一方の札幌は前節からの連勝ならず、直近のリーグ5戦で4敗目を喫している。

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