20201122_Gamba(C)J.LEAGUE

【動画】ガンバ大阪、高尾瑠のJ初弾で浦和レッズに逆転勝利!川崎フロンターレの優勝は次節直接対決に持ち越し

明治安田生命J1リーグは22日に第28節が行われ、浦和レッズがガンバ大阪をホームに迎えた。

前節4試合ぶりの白星を飾った9位・浦和と前節13試合ぶりの黒星を喫した3位・G大阪による一戦。負ければAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に後がなくなる浦和は、レオナルドや興梠慎三、長澤和輝らを先発で起用した。

一方のG大阪は、首位の川崎フロンターレ以外で唯一優勝の可能性を残すクラブだが、今節を引き分け以下で終えれば川崎Fの優勝が確定する状況。負けられないこの試合には、宇佐美貴史やパトリック、倉田秋らを起用している。

緊張感のあるシチュエーションで迎えている一戦、序盤は互いに探り合うようなボール回しを続けてリスクをおかさない。それでも徐々に浦和がアタッキングサードに入る回数を増加させ、27分には興梠がボックス内左からシュートを放ったがGK東口順昭がセーブする。

前半終盤にかけてはG大阪が盛り返す。40分の左CKではキッカーの宇佐美が供給した鋭いクロスが興梠の頭に当たって右ポストに直撃。あわやオウンゴールという場面だったがここでも均衡は崩れない。

スコアレスで迎えた後半、開始早々に浦和が惜しいシーンを作る。47分、ボックス左まで入り込んだレオナルドが中央に折り返すと駆け上がった長澤がフリーで右足を強振。バーに跳ね返されたもののゴールを脅かした。

さらに56分にもボックス手前中央からレオナルドが右足でミドルシュート。左ポストをかすめるシュートがネットを揺らすことはなかったが、浦和にとって良い時間が続く。

そして62分、右CKの場面で浦和がトリックプレーを採用。キッカーのマルティノスがマイナス方向に大きく蹴り出すと、ボールを受けた山中亮輔がボックス左に精度の高いパスを供給する。トーマス・デンが中央に折り返し、最後はフリーで飛び込んだ槙野が押し込んで貴重な先制点を奪取した。

しかし直後の66分、クロスのこぼれ球を拾った福田湧矢のシュートのこぼれ球に宇佐美が反応。ボックス内からのシュートを確実に決めてG大阪がすぐさま同点に追いつく。

両クラブは直後に選手交代。G大阪が藤春廣輝に代えて川崎修平、浦和が興梠慎三とレオナルドに代えて杉本健勇と武藤雄樹を投入する。

それでも動かないでいる試合、G大阪が81分に今度は倉田、宇佐美、矢島慎也に代えて奥野耕平、唐山翔自、渡邉千真の3名を同時に送り出すと、直後に試合が動く。

左CKからキッカーの山本悠樹が中央に蹴り込むと高尾瑠が高く飛び上がってヘディングシュート。ジャストミートしたボールがネットを揺らし、逆転弾となった。なお、高尾にとってはこれがJリーグ初ゴールとなっている。

試合はG大阪がリードを保ったまま終了。優勝争いにおいては、川崎Fが25日の次節、川崎FvsG大阪の直接対決を引き分け以上で終えれば確定という状況となっている。

■試合結果
浦和レッズ 1-2 ガンバ大阪

■得点者
浦和:槙野智章(62分)
G大阪:宇佐美貴史(66分)、高尾瑠(81分)

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