20230924_Kashima_Marinos1(C)Getty images

A・ロペス2発の横浜F・マリノス、柴崎初先発の鹿島アントラーズに逆転勝利! 首位ヴィッセル神戸と勝ち点1差で次節直接対決へ

明治安田生命J1リーグでは24日、第28節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが行われた。

4試合無敗の3位・鹿島(勝ち点46)が、3試合勝利のない2位・横浜FM(51)をホームに迎えた上位対決。2位・横浜FMは今節を先に終えた首位・ヴィッセル神戸(55)を追う中で今節に臨んだ。

鹿島は鈴木優磨や垣田裕暉、そして2016年以来の鹿島復帰を果たしている柴崎岳を初めて先発起用。対する横浜FMはエウベルやヤン・マテウス、山根陸らをスタートから送り出している。

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15分、鹿島ボールの右CKの場面でキッカーは樋口雄太。中央にふわりとしたボールを蹴り込むと鈴木優磨が頭で合わせる。コースを突いてGK一森純の頭上を越えたボールがファーのネットを揺らした。

横浜FMはなかなかチャンスを作ることができないが、それでも34分に反撃。右CKの場面でショートコーナーからヤン・マテウスがクロス。ボックス中央のアンデルソン・ロペスが左足で合わせて同点弾を決め切る。

同点で迎えた後半、横浜FMがギアを上げていく。50分、ボックス右でボールを持ったヤン・マテウスがシュートを浴びせるとGK早川友基が弾いたがA・ロペスが反応。右足で押し込んで逆転に成功した。

追う展開となった鹿島は57分に仲間隼斗と垣田裕暉に代えてアルトゥール・カイキと土居聖真を送り出す。しかし、61分にはナム・テヒのヘディングシュートをGK早川がファインセーブでしのぐなど横浜FMの攻勢が続く。

その後、互いに交代策を駆使しながらチャンスを作っていくもののそれ以上スコアは動かず。鹿島は5試合ぶりの黒星を喫している。

リードしたまま試合を終えた横浜FMが4試合ぶりの白星で首位・神戸を追走。29日の次節にて、横浜FMと神戸は勝ち点1差での直接対決を迎えることとなった。

■試合結果
鹿島アントラーズ 1-2 横浜F・マリノス

■得点者
鹿島:鈴木優磨(15分)
横浜FM:アンデルソン・ロペス(34分、50分)

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