明治安田生命J1リーグ第27節のベガルタ仙台vsサガン鳥栖が、29日に行われた。
10試合未勝利の18位・仙台(勝ち点19/26試合消化)が6位・鳥栖(44/26)をホームに迎えた一戦。上位争いにおいては、3位・鹿島アントラーズ(47/27)から7位・浦和レッズ(44/26)までが勝ち点3差でひしめく状況での試合となった。
仙台は富樫敬真や関口訓充、上原力也らを先発起用。対する鳥栖は小屋松知哉や仙頭啓矢、白崎凌兵らをスタートから送り出している。
試合は開始から鳥栖がボールを動かしながらも仙台がバランスを崩さない守備でチャンスを作らせない。一方でカウンターを狙う仙台も高い位置まで持ち運ぶことができず、互いにチャンスの少ない時間が続く。
19分には鳥栖ボールの右CKからボックス中央でマークを外した中野嘉大がヘディングシュート。しかしうまくミートせず枠には飛ばせない。
続く22分に今度は仙台にビッグチャンス。ボックス左で鳥栖DFをかわした福森直也が中央に折り返し。飛び込んだ真瀬拓海がゴールの目前から右足でシュートを放ったが高く打ち上げて得点にはつながらない。
中盤での攻防が続く中で鳥栖にアクシデントが発生。 小泉慶が仙台の選手と強く交錯して倒れ込んでしまい起き上がれず。担架で運び出され、38分に岩崎悠人との交代を余儀なくされた。
それでも前半ATには左サイドに抜け出した大畑歩夢がクロスを供給すると山下敬大が頭で合わせる。競り合った福森の手にボールが当たったが、VARのチェックが入った末にノーファウルとなった。
後半に入ると仙台が攻勢をかける。48分に上原がドリブルでボックス中央まで運んで右足を振り抜き、51分にも赤崎秀平がボックス左からシュート。しかしどちらも枠を捉えず得点には繋がらない。
後半半ば、ハーフタイム明けの序盤こそ受けに回った鳥栖は徐々にギアを上げて押し込む。GKヤクブ・スウォビィクを中心に守りを固める仙台は64分に関口に代えて西村拓真を投入し、得点を目指す。
それでも66分、鳥栖がボックス手前やや右の絶好の位置でFKを獲得。キッカーのエドゥアルドが左足で直接狙うと、カーブのかかったボールが美しい軌道を描いてゴール左上隅に吸い込まれた。
たたみかけたい鳥栖は68分に山下に代えて酒井宣福を投入し、攻撃に変化をつけていく。対する仙台は74分に赤崎と富田晋伍に代えてフェリペ・カルドーゾと松下佳貴を起用する攻撃的な交代を行う。
しかし、仙台が追いつくことはできないまま試合が終了。この結果、鳥栖が2試合ぶりの白星を手にした一方、仙台は11戦未勝利となった。
■試合結果
ベガルタ仙台 0-1 サガン鳥栖
■得点者
仙台:なし
鳥栖:エドゥアルド(66分)
