明治安田生命J1リーグ第26節延期分の京都サンガF.C.対横浜F・マリノスが14日にサンガスタジアムby KYOCERAで開催された。
勝ち点30で13位に位置する京都が、勝ち点55で首位を走る横浜FMをホームに迎えた。試合序盤、積極的に前へ出た京都は20分に横浜FMを脅かす。クロス攻撃の流れから正面の福岡慎平、武富孝介が立て続けにシュートに持ち込むも、いずれもDFにブロックされ、最後はゴール前のエドゥアルドにクリアされる。
一方の横浜FMは23分に反撃。カウンターから仲川輝人、アンデルソン・ロペスとつないで、最後はゴールエリア左に抜け出したエウベルがシュート。しかし、GK上福元直人のファインセーブに遭う。
それでも、横浜FMは次のチャンスをモノにする。25分、左サイドから永戸勝也がゴール前に入れたFKに正面のエドゥアルドがヘッド。このシュートが決まり、今季に横浜FM入りしたエドゥアルドの移籍後初ゴールで横浜FMが先手を取った。
1点リードで試合を折り返した横浜FMは迎えた後半、50分に追加点を得る。右サイドから松原健がアーリークロスを入れると、前に出たGK上福元がパンチング。これをボックス左手前で拾ったエウベルが見事なループシュートでネットを揺らし、スコアを2-0とした。
終盤にかけて京都の攻勢に遭った横浜FMは69分にパウリーニョにクロスバー直撃のヘディングシュートを浴びる。88分にはクロスに合わせた井上黎生人のヘディングをGK高丘陽平が弾いたところを金子大毅に詰められて1点差とされるも、何とかそのまま逃げ切り。リーグ3連勝を達成し、3季シーズンぶりの優勝に向けてまた一歩前進している。