明治安田生命J1リーグ第25節の横浜F・マリノスvsベガルタ仙台が21日に行われた。
首位・川崎フロンターレ(勝ち点62)を勝ち点差6で追う2位・横浜FM(勝ち点56)が仙台をホームに迎えた一戦。
仙台は富樫敬真や西村拓真、上原力也らを先発起用した。対する横浜FMは前田大然やレオ・セアラ、マルコス・ジュニオールらをスタメンで送り出している。
試合の開始直後は互いにチャンスを作り切れない一進一退の攻防が続くが、前半半ばから横浜FMが主導権を握る。19分にはM・ジュニオールのスルーパスを受けたエウベルがボックス内に抜け出して右足でシュートを放ったがGKヤクブ・スウォビィクが弾き出す。
25分、左サイドのM・ジュニオールがボックス内に蹴り込むとL・セアラが後方に落とす。岩田智輝が触ったボールがボックス内に浮き上がると、前に出たGKスウォヴィクにクリアされる前にL・セアラが頭でシュートを放って先制点を奪取した。
さらに36分、右サイドに抜け出したエウベルが中央に折り返すと走り込んだ前田が反応。フリーで左足を振り抜いたが枠を捉えることはできず追加点とはいかない。41分にもボックス手前中央から和田拓也が浴びせたミドルシュートが左ポストを叩くなど、横浜FMが攻める展開が続く。
折り返して迎えた後半も1点をリードする横浜FMが攻勢を保つ。仙台はGKスウォヴィクを中心に耐えつつカウンターから反撃を目指すが、横浜FMの素早い切り替えになかなか高い位置まで運ぶことができない。
56分にはボックス左でボールをキープしたL・セアラが横パスを選択するとボックス右のM・ジュニオールがフリーでシュートを放ったが、GKスウォビィクがファインセーブ。また、このプレーはオフサイドと判定されて横浜FMにセットプレーは与えられない。
横浜FMは61分に選手交代を敢行。前田と扇原貴宏に代えて水沼宏太と天野純を送り出して攻撃に変化をつけていく。水沼はこれでJ1通算300試合目の出場を果たした。
すると直後の62分に横浜FMがリードを広げる。ボックス手前中央で水沼からの横パスを受けたL・セアラが素早く右足を振り抜く。独特のタイミングで放たれた鋭いシュートがネットに突き刺さった。L・セアラにとっては2戦連続での2ゴールとなっている。
追い上げがかかる仙台は66分に富樫、中原彰吾、富田晋伍に代えてフェリペ・カルドーゾ、松下佳貴、氣田亮真を投入する3枚替えに踏み切るが、それでも横浜FMの勢いを止めることはできなかった。
67分、ボックス右でプレスをかけた水沼がボールを奪い切ってマイナス方向に折り返すとL・セアラがボックス右で冷静にトラップして中央にパス。待ち構えていたM・ジュニオールが右足で流し込んでチームの3点目とした。
極めつけは70分、カウンターからM・ジュニオールのスルーパスを受けたL・セアラが抜け出すとボックス手前中央でGKスウォビィクとの一対一に。落ち着いて右足でネットを揺らしてハットトリックを達成する。
その後、互いに選手を入れ替えていくが横浜FMの優勢は変わらず。後半ATに天野がチームの5点目を決めたところで試合が終了し、横浜FMが12試合無敗かつ3連勝を飾った。一方の仙台は直近4試合無得点で8試合未勝利となっている。
■試合結果
横浜F・マリノス 5-0 ベガルタ仙台
■得点者
横浜FM:レオ・セアラ(25分、62分、70分)、マルコス・ジュニオール(67分)、天野純(90+4分)
仙台:なし
