明治安田生命J1リーグ第25節のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが21日にノエビアスタジアム神戸で開催された。
勝ち点41で5位の神戸と、同勝ち点で3位の鹿島が対戦した。14日に予定されていたサンフレッチェ広島戦が大雨の影響で中止となった神戸は、サンペールが出場停止の中でイニエスタやフェルマーレンが先発し、6年ぶりJリーグ復帰の武藤嘉紀がベンチ入り。一方、3連勝中の鹿島は、東京五輪に参加した上田綺世がベンチスタートとなり、エヴェラウドと荒木遼太郎の2トップで試合に臨んだ。
試合序盤、ボール保持率を高めた鹿島が攻勢に出る。17分に荒木がGK飯倉大樹の好セーブを強いるミドルシュートを放つと、20分にも決定機。ゴールエリア右付近に侵入したエヴェラウドがゴール右を捉えるシュートに持ち込む。一度GK飯倉にセーブされると、跳ね返りのボールを再びエヴェラウドが枠内シュート。だが今度は、ゴールライン際にカバーリングに入ったDF菊池流帆の好ブロックに阻まれた。
0-0で迎えた後半のハーフタイム明け、神戸の三浦監督は佐々木大樹に代えて武藤を投入。武藤は2015年6月以来となるJリーグのピッチに立った。一方、鹿島の相馬監督は54分にエヴェラウドと常本佳吾を下げて、上田と安西幸輝を送り出す。
終盤にかけては一進一退の攻防に。鹿島は59分にゴールエリア左手前に抜けた和泉竜司がフリーとなって絶好機を迎えるも、放ったシュートはコースが甘くGK飯倉のセーブに遭う。
すると、試合の均衡を崩したのは神戸だった。79分、フィードで左サイドに抜け出した武藤が右足アウトサイドでクロス。ニアに走り込んだドウグラスには合わなかったものの、流れたボールを最後は正面に走り込んだ山口蛍が押し込む。武藤の好アシストで神戸がリードする。
その後、鹿島が反撃に出るも、神戸がシャットアウトして逃げ切りに成功。神戸が2試合ぶりの白星で上位対決を制した一方、鹿島は連勝が「3」でストップした。




