明治安田J1リーグでは14日、第23節の東京ヴェルディvsFC町田ゼルビアが行われた。
2試合無敗の10位・東京Vが、連勝中で首位の町田をホームに迎えた昇格組対決。東京Vは山見大登や染野唯月、齋藤功佑ら、町田はミッチェル・デュークや藤尾翔太、下田北斗らを先発起用した。
試合は6分に動きを見せる。右サイドでボールを持った鈴木準弥が鋭いクロスを供給。飛び込んだ藤尾が谷口栄斗と競り合いながらオウンゴールを誘発し、先制点を奪取する。
町田はそのままリードを保ちながらハーフタイムへ。追う東京Vは稲見哲行に代えて松橋優安を送り出して後半も反撃の糸口を探っていく。徐々に防戦が目立つようになった町田は57分に3枚替えを敢行し、M・デューク、荒木駿太、鈴木準弥に代えてオ・セフン、藤本一輝、望月ヘンリー海輝を送り出す。
その後も東京Vが選手を入れ替えていく中で68分には途中出場の見木友哉がボックス手前中央から右足を振り抜く。しかし、これは枠を外れた。
終盤にかけては一進一退の攻防が繰り広げられたがスコアは前半から動かず。町田が1-0で“東京クラシック”を制した。この結果、町田が6試合無敗の3連勝で首位を堅守した一方、東京Vは3試合ぶりの黒星を喫している。



