明治安田生命J1リーグは9日、第23節の清水エスパルスvs横浜F・マリノスが行われた。
未消化試合があったクラブを除き、東京オリンピック(五輪)2020期間中に約1カ月間の中断を設けていたJ1リーグは、9日に再開。第23節では、22試合を消化して14位の清水と、21試合を消化して2位につける横浜FMが対戦した。
清水の新戦力であるコロリとホナウドはチームに合流したばかりであり、横浜FM戦のメンバーには入らず。松岡が先発デビューしたほか、鈴木唯人や竹内涼らがスタメンに選ばれた。
対する横浜FMは、杉本健勇が6日に行われた第6節未消化分・ガンバ大阪戦で途中出場からデビュー済み。宮市亮はその試合でベンチ入りしていたものの出番を与えられなかった。そして、清水戦のスタメンには仲川輝人やマルコス・ジュニオール、喜田拓也ら。宮市はメンバー外となり、杉本、そして東京五輪を終えたばかりの前田大然がベンチ入りした。
試合は早々の4分にいきなり動く。横浜FM陣内左サイドからのFKでキッカーの滝裕太が右足で蹴り込むとファーでチアゴ・サンタナが折り返す。片山瑛一が左足で押し込んで清水が先制した。
早めに追いつきたい横浜FMは、6分にボックス中央浅い位置でクリアボールを拾った喜田が強烈なシュート。しかしここはGK権田修一がファインセーブで弾き出す。
18分にはボックス手前右でパスを受けたエウベルがシャペウで清水DFをかわしてボックス内に侵攻。個人技でチャンスを創出したがそのまま放ったシュートは枠をわずかに左に外れた。
その後も攻め込んでいく横浜FMは39分に待ちわびた瞬間を迎える。ボックス手前右のティーラトンがクロスを供給するとボックス左の仲川が右足のアウトで折り返す。中央にフリーで飛び込んだM・ジュニオールがネットを揺らしてタイスコアとなる。
折り返して迎えた後半も横浜FMが主導権を握る。47分、ボックス右へのスルーパスに反応した小池龍太が清水DFと競り合いながらもボールをキープして後方に落とす。エウベルが思い切りよく右足を振り抜いてゴール左隅を射抜いた。
清水は50分に大胆な3枚替えを敢行。奥井諒、滝裕太、ヴァウドに代えて西澤健太、後藤優介、立田悠悟を送り出した。直後にはボックス手前左からのFKでキッカーを務めた西澤が強力かつ精度の高いシュートをニアに蹴るが、高丘陽平が弾き出す。
清水が攻勢を強める57分、再びギアを上げたい横浜FMは仲川とエウベルに代えて水沼宏太、そして五輪帰りの前田を投入する。
しかし60分に清水のカウンターが発動。左サイドに抜け出した後藤がクロスを上げると西澤がヘディングシュートを放つ。GK高丘は反応したもののかき出し切れずに左ポストに当たったボールがゴールに吸い込まれた。
横浜FMは68分にも2枚を交代。M・ジュニオールとレオ・セアラに代えて天野純と杉本健勇を投入し、攻撃陣を総入れ替えとする。清水も終盤にかけて鈴木、チアゴ・サンタナに代えて河井陽介と指宿洋史を起用。互いに攻撃的な手を打っていく。
横浜FMが押し込んでいく終盤。後半ATにボックス手前左で落としのパスを受けた前田が右足を振り抜くが、ミドルシュートは枠を大きく越える。直後にも左サイドでボールを持った前田がスピードを生かした突破からクロスを供給したが得点にはつながらなかった。
結局、最後まで両クラブ譲らず試合はドロー決着。清水は連敗を回避したものの3試合未勝利、横浜FMは9試合無敗も連勝が「7」でストップと痛み分けの結果に終わった。
■試合結果
清水エスパルス 2-2 横浜F・マリノス
■得点者
清水:片山瑛一(4分)、西澤健太(60分)
横浜FM:マルコス・ジュニオール(39分)、エウベル(47分)




