明治安田J1リーグでは14日、第23節の横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが行われた。
4連敗中の暫定13位・横浜FMが、前節5試合ぶりの白星を飾った暫定3位・鹿島をホームに迎えた一戦。横浜FMはエウベルやアンデルソン・ロペス、喜田拓也ら、鹿島は鈴木優磨や名古新太郎、柴崎岳らを先発起用した。
試合は29分に鹿島ボールの右CKから動く。植田直通のヘディングシュートがバーに当たってボックス右に浮き上がったボールをボックス右の関川郁万が折り返す。最後は知念慶が頭で押し込んで先制点とする。
しかし前半ATに横浜FMが反撃。左サイド浅い位置のエドゥアルドがクロスを上げるとボックス内での競り合いを経てボールがこぼれる。反応した天野純が落ち着いて流し込んで同点弾とした。
同点で迎えた後半、横浜FMが52分に右CKを獲得。天野がニアに蹴り込むと飛び込んだエドゥアルドが頭で合わせる。絶妙な軌道を描いたボールが左ポストに当たりながらネットを揺らす。
逆転に成功した横浜FMは55分に天野と加藤聖に代えて西村拓真と加藤蓮を投入。追う鹿島も同じタイミングで師岡に代えてチャヴリッチを送り出す。
さらに71分、Y・マテウスの横パスを受けたエウベルがボックス手前中央から右足を一閃。ゴール右下隅のコースを突いたシュートを決め切ってリードを広げる。
そして、試合終了間際にも細かい連係から松原健のクロスに植中朝日が合わせてスコアは4-1に。そのまま試合が終了し、5試合ぶりの白星で連敗を「4」で止めた横浜FMは12位につけている。一方の鹿島は2試合ぶりの黒星を喫し、4位に後退した。