川崎フロンターレを率いる鬼木達監督は、名古屋グランパス戦の快勝後にも気を引き締めている。試合後のオンライン会見で語った。
川崎Fは29日、明治安田生命J1リーグ第22節前倒し分で豊田スタジアムに乗り込み、名古屋と対戦。今季リーグトップの得点力を誇る首位・川崎Fと最少失点の2位・名古屋の対戦ということで注目を集めた。
しかし、結果的には川崎Fが4-0で快勝。3分で旗手怜央が先制点を奪取すると、レアンドロ・ダミアンが10分、23分に立て続けに加点。後半は名古屋がボールを持つ時間もあったが、途中出場の遠野大弥が84分に4点目を沈めて試合をより決定付けた。
試合後の会見に臨んだ鬼木監督は「ゼロに抑える、しっかり得点も重ねたということで、本当に良いゲームをしてくれた」と選手たちを称賛。川崎Fらしく「しっかりと攻め切るというところをテーマにしていた」とのことで、堅守の名古屋から4点を奪った結果に満足感を示した。
とはいえ、名古屋とは5月4日に等々力陸上競技場で行われるJ1第12節でも対戦。本拠地での再戦に向けて、鬼木監督はますます意欲をみなぎらせている。
「今日アウェーで勝てたことはすごく大きいと思います。ただ、選手にも伝えましたが、この勝利に一喜一憂するのではなくて、やはりホームで勝たないと意味がない。今日よりも気を引き締めて戦いたいと思っています」
また、完勝した今回の一戦についても「後半にボールを持たれる時間もあったので、いろいろと改善できる部分はまだまだある」と振り返り、さらなる向上に余念はない。ホームで行われる次戦、川崎Fはどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。
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