20220702_Marinos(C)Getty images

首位・横浜F・マリノスが止まらない! レオ・セアラ3G1Aの大暴れで清水エスパルス下して5連勝

明治安田生命J1リーグは2日、第19節の清水エスパルスvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われた。

4連勝中で首位を走る横浜FMはエウベル、レオ・セアラ、水沼宏太らを先発起用。直近2試合無敗と調子を上げているものの17位に沈む清水はチアゴ・サンタナや西澤健太、白崎凌兵らを起用している。

試合が動いたのは序盤の10分、左サイドの展開からボックス手前左のL・セアラがボックス内にスルーパス。抜け出した西村拓真が左足で落ち着いてネットを揺らした。

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失点した清水だったが13分にカウンターから振り出しに戻す。ピッチ中央のT・サンタナがトップスピードのドリブルで侵攻してボックス右に送る。駆け込んだ神谷優太が一対一を制した。

しかし前半AT、ボックス右で西村からのパスを受けた水沼がダイレクトでクロス。精度の高いボールにファーで合わせたL・セアラが確実に決め、横浜FMが勝ち越して試合を折り返す。

それでも譲らない清水は後半開始早々の47分、ボックス左の神谷からのクロスが横浜FMのDFに当たってコースが変わったところにT・サンタナが反応。ダイレクトシュートが角田涼太朗に当たりながらもゴールに吸い込まれる。

再び同点となったところから横浜FMが攻撃力を見せつけた。49分、T・サンタナのバックパスが甘くなったところをL・セアラが見逃さず。高い位置で奪うとそのままボックス手前左から右足で強烈なシュートを突き刺した。

さらにその3分後、右サイドを起点とした細かい連係からボックス右に抜け出した水沼が折り返すと中央のL・セアラが難なく決める。L・セアラがハットトリックを達成し、清水を突き放している。

互いに交代策を駆使していく中で清水がここから攻勢に出ることはできず。逆に途中出場の宮市亮が横浜FMの5点目を奪う。試合終了間際の96分に片山瑛一の得点で1点を返したが、大勢を覆すことはなく試合が終了。横浜FMが好調を印象付ける5連勝で首位をキープした一方、清水は3試合ぶりの黒星により順位を上げることはできていない。

■試合結果
清水エスパルス 3-5 横浜F・マリノス

■得点者
清水:神谷優太(13分)、チアゴ・サンタナ(47分)、片山瑛一(90+6分)
横浜FM:西村拓真(10分)、レオ・セアラ(45+2分、49分、52分)、宮市亮(88分)

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