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【動画】遠野大弥が1G1A! 川崎フロンターレ、一時同点もアビスパ福岡に競り勝ち5連勝&開幕無敗維持

明治安田生命J1リーグは14日、第19節前倒し分の川崎フロンターレvsアビスパ福岡が行われた。

直近4連勝中かつ開幕から10試合を消化して9勝1分け無敗の川崎Fが、直近4戦未勝利ではあるものの昇格組ながら開幕から2勝2分け3敗と健闘する福岡をホームに迎えた一戦。

ミッドウィークの一戦に川崎Fは小林悠や長谷川竜也、遠野大弥らを先発起用。一方の福岡は渡大生や前寛之、エミル・サロモンソンらを送り出している。

試合は開始から川崎Fが先制点を積極的に奪いに行く。13分には長谷川の左サイドからのクロスに反応した小林がボックス右から左足でボレーシュート。GK杉山力裕に弾かれたこぼれ球に反応して再度左足で狙ったが、これは枠外となった。

スコアが動いたのは19分の川崎Fボールの右CKの場面。脇坂泰斗が上げたクロスがクリアされたところにボックス手前中央の遠野が反応する。右足で放ったミドルシュートはフアンマ・デルガドの頭に当たって軌道が変わり、ネットを揺らした。

それでも前半終了間際、福岡はボックス手前やや左でFKを獲得。E・サロモンソンが右足を振り抜いてゴール左隅を射抜き、試合を振り出しに戻した。

悪天候の中での一戦、後半は落雷の可能性を考慮してスタート時間を25分ほど後ろ倒しに。福岡は吉岡雅和に代えて金森健志を送り出し、中断明けの45分間に臨んだ。

集中した守備で同点を維持しようとする福岡だったが王者が55分にこじ開ける。右サイドの山根視来のクロスがGK杉山には跳ね返されると、ボックス内でこぼれ球を拾った遠野がシュート。ゴール前で知念慶が軌道を変化させてネットを揺らした。

反撃に出たい福岡だったが、川崎Fが主導権が握る展開が続いてなかなかシュートまで持ち込めない。後半半ばまでにE・サロモンソン、渡大生、石津大介に代えて湯澤聖人、ブルーノ・メンデス、田邉草民を送り出すなど、交代カードを活用して打開を図る。

対する川崎Fも74分に二枚替え。長谷川と小林に代えて三笘薫と家長昭博を送り出して突き放しにいく。それでも79分にはFkの流れからボックス内浅い位置中央のフアンマが右足の強烈なシュートを浴びせたが、GK丹野研太がセーブ。福岡が追いつくことはできない。

反対に、試合終了間際には右サイドからドリブルで持ち運んで途中出場のレアンドロ・ダミアンとのワンツーでボックス右に侵攻した山根がネットを揺らす。

そして、試合は川崎Fがリードを広げたところで終了。この結果、川崎Fは5連勝を飾って開幕から続く無敗を維持している。一方の福岡は5試合未勝利となっている。

■試合結果
川崎フロンターレ 3-1 アビスパ福岡

■得点者
川崎F:遠野大弥(19分)、知念慶(55分)、山根視来(90+5分)
福岡:エミル・サロモンソン(45+3分)

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