20210620_Kashima(C)Getty images

鹿島アントラーズが連敗回避! ファン・アラーノの後半AT劇的弾でベガルタ仙台とドロー

明治安田生命J1リーグは20日、第18節の鹿島アントラーズvsベガルタ仙台が行われた。

前節の川崎フロンターレ戦で黒星を喫したものの調子を上げつつある鹿島が、ここ3試合無敗の仙台をホームに迎えた一戦。鹿島はレオ・シルバや五輪代表候補の上田綺世やGK沖悠哉ら、仙台は西村拓真や関口訓充、松下佳貴らを先発で送り出した。

GKストイシッチをJ1デビューさせている仙台。中盤の攻防が続く中で18分には右サイドからのクロスにエヴェラウドが頭で合わせたがストイシッチが阻む。

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26分にも鹿島に決定機が訪れる。カウンターからドリブルで運んだ土居聖真が仙台DFを引き付けてスルーパス。ボックス右でボールを受けた常本佳吾が放ったシュートはGKストイシッチの横を通り過ぎたが、ゴール目前で石原崇兆にブロックされる。

対する仙台も34分の左CKから平岡康裕がヘディングシュート。ゴール目前で西村の身体に当たったボールがゴール方向に向かっていくが、至近距離で変化した難しいボールをGK沖が弾き出す。

前半ATに今度は後方からのボールに反応した上田のヘディングシュートがバーを叩く場面もあったが決め切ることはできず。試合はスコアレスで折り返しを迎える。

後半に入っても互いに決定機を作りながらも決め切れない時間が続く。46分に赤崎秀平がフリーで放ったボレーシュートがバーを越えていけば、52分に今度は荒木遼太郎がボレーシュートを浴びせたがGKストイシッチに弾かれた。

仙台は61分に3枚替えを敢行。赤崎と関口、富田晋伍に代えてマルティノスと上原力也、アピアタウィア久を送り出す。

すると62分に先制点が生まれる。仙台のディフェンスラインからアピアタウィアが前線に蹴り出したところ、回転によりバウンド際で絶妙な挙動を見せたボールを犬飼智也が処理し切れず。抜け出した西村がGK沖もかわして無人のゴールに落ち着いて流し込んだ。

鹿島は直後に荒木とL・シルバに代えて小泉慶と松村優太を投入。71分にはボックス手前左でボールを持った上田が強烈なシュートを浴びせたがGKストイシッチに弾き出された。

それでも試合終了間際の97分、右サイドでボールを持った途中出場のファン・アラーノが左足でクロスを入れたところ、そのままゴール左下隅に吸い込まれる。

直後に試合が終了し、引き分けの結果に。仙台が2試合連続ドローとなったものの4試合無敗とし、鹿島は2試合未勝利ではあるが連敗は回避した。

■試合結果
鹿島アントラーズ 1-1 ベガルタ仙台

■得点者
鹿島:ファン・アラーノ(90+7分)
仙台:西村拓真(63分)

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