明治安田生命J1リーグは30日、第17節の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズが行われた。
開幕19戦15勝4分け無敗の川崎Fと、直近10試合で7勝2分け1敗の鹿島が等々力陸上競技場で激突。川崎Fにとっては、2015年に浦和レッズが達成した19戦無敗を抜き去り、J1リーグ記録となる開幕20試合無敗がかかる試合となった。
川崎Fはレアンドロ・ダミアンや三笘薫、家長昭博ら過密日程の中でのベストメンバーをスタメンに起用。鹿島も上田綺世や土居聖真、レオ・シルバらを送り出している。
試合は開始直後に川崎Fがいきなりチャンスを迎える。1分、L・ダミアンが最前線でプレスをかけたところからこぼれたボールを三笘が拾い、鋭い切り返しで鹿島DFを一枚かわして左足でシュート。これは枠をわずかに右に外れたが鹿島にとってはヒヤリとさせられるシーンとなった。
序盤からパスを回しつつ優位に試合を進行する川崎F。16分には右サイド高い位置まで上がった山根視来の折り返しを受けたL・ダミアンが左足を振り抜くが枠を捉えない。その2分後にもボックス左に抜け出した三笘が一対一を迎えたがGK沖悠哉に軍配が上がる。
最後尾で川崎Fの攻撃を受け止める鹿島だったが、19分にスコアが動く。右サイドでボールを持った山根が高い精度のスルーパスを供給すると抜け出したL・ダミアンが素早く右足でシュート。GK沖の股を抜いたボールがネットを揺らした。
前半半ばから雨脚の強くなる一戦。ピッチコンディションが変化していく中でも後方から繋いでいく川崎Fに対して鹿島は精力的なプレスで追い込もうとするが、なかなかボールを奪い切れない。
それでも39分には荒木遼太郎がドリブルで運んでボックス中央にパス。走り込んでいた土居が右足でトラップしてから再度右足を振ったが、体勢を崩しながら放ったシュートは枠を捉えなかった。
ビハインドのまま試合を折り返した鹿島は後半スタートから小泉慶に代えて白崎凌兵を投入するが、川崎Fが主導権を握る展開は変わらず。三笘が積極的にドリブルで仕掛けるなど攻め立てていく。
とはいえ、鹿島も好調を印象付けているチーム。なかなか反撃に出ることはできないものの川崎Fにも簡単にはシュートまで持ち込ませず。決定機はなかなか至らないが幾度か鋭いカウンターを見せる。59分には土居のスルーパスを受けてボックス右に抜け出した上田がGKチョン・ソンリョンまでをかわそうとするが、その試みは失敗してシュートには至らなかった。
61分、荒木のスルーパスに反応した上田が今度はボックス左に抜け出す。やや浮かせたシュートを放ってネットを揺らしたところ、オフサイドの笛。しかし、VARオンリーレビューのファクトチェックが入った末に得点が認められて鹿島が追いつく。川崎Fは直後に三笘に代えて長谷川竜也を投入する。
徐々にチャンスを増やしている鹿島は70分にも決定機。田中碧のバックパスが精度を欠いたところに反応した上田がシュートを放ったが、瞬時に前に出てコースをふさいだGKチョン・ソンリョンにファインセーブでしのがれる。
オープンな展開となっている74分、右サイドから足下に入るクロスを鹿島DFがクリアし損ねたところ、見逃さなかったボックス右のL・ダミアンがすかさず右足でシュート。しかし、ミートし切れずに枠を右に外れた。ピンチをしのいだ鹿島は77分に土居に代えて松村優太を送り出す。
終盤にかけても交代策を駆使して得点を目指していく両チーム。すると後半AT、途中出場の小林悠が鹿島DFのクリアのこぼれ球をボックス右で拾って左足を振り抜く。これが決まり、土壇場で川崎Fが勝ち越した。
試合は直後に終了。この結果、川崎Fは今季開幕から20戦無敗でJ1リーグ新記録を達成した。対する鹿島は前年度王者に屈して2戦ぶりの黒星を喫している。
■試合結果
川崎フロンターレ 2-1 鹿島アントラーズ
■得点者
川崎F:レアンドロ・ダミアン(19分)、小林悠(90+4分)
鹿島:上田綺世(61分)
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