20210526_Araki(C)Getty images

荒木遼太郎弾で鹿島アントラーズがウノゼロ勝利! セレッソ大阪は大久保嘉人復帰も5戦未勝利&7戦複数得点なし

明治安田生命J1リーグは26日、第16節の鹿島アントラーズvsセレッソ大阪が行われた。

前節9試合ぶりの敗戦を喫したものの好調を印象付けている鹿島が、6試合複数得点がなく4試合未勝利と不調のC大阪をホームに迎えた一戦。

両チームはともに前節からスタメンを3名変更。鹿島は広瀬陸斗、松村優太、三竿健斗に代えて常本佳吾、ディエゴ・ピトゥカ、小泉慶を起用し、C大阪はチアゴ、新井直人、高木俊幸に代えて瀬古歩夢、丸橋祐介、原川力を送り出した。C大阪のベンチには5月初めから負傷欠場が続いていた大久保嘉人が入っている。

以下に続く

開始から中盤で一進一退の攻防が続く。鹿島が比較的ポゼッションを高めながら攻撃の糸口を探っていくもののなかなか決定機は訪れず。20分にはボックス手前中央の白崎凌兵が左足を振り抜いたが枠を外れた。

鹿島の選手たちはC大阪の最終ラインを越えられない中で遠くから積極的に狙う。36分にもボックス手前中央やや距離のある位置からレオ・シルバが右足でシュートを放ったが枠を捉えない。

さらに42分には鹿島がボックス手前中央でFKを獲得。キッカーの永戸勝也が左足で直接狙ったシュートはゴール右上隅を捉えたが、GKキム・ジンヒョンがファインセーブで弾き出した。

スコアレスで迎える後半、C大阪は加藤陸次樹に代えてアダム・タガートを投入。攻撃のテコ入れを図って先制点を奪いにいく。53分にはボックス右でフリーになった松田陸がシュート性のクロスを蹴り込んだが中央のA・タガートにはわずかに合わない。

その後も拮抗した展開が続く一戦、鹿島は60分に白崎に代えて松村を起用。攻勢に出る意志を打ち出した。67分には右サイドからのクロスに土居聖真がヘッドで合わせたがGKキム・ジンヒョンがキャッチした。

それでも72分に待望の先制点が生まれる。ボックス手前中央でボールを持った土居がC大阪の選手を複数引き付けてスルーパス。ボックス左に走り込んだ荒木遼太郎が右足に持ち替えてシュートを放ち、ゴール右下隅に沈めた。

鹿島は直後の選手交代で得点した荒木とL・シルバに代えて上田綺世と三竿を投入。対するC大阪も藤田直之に代えて大久保を復帰させた。

直後の76分にはC大阪が鹿島陣内中央右でFKを獲得し、キッカーの清武弘嗣がボックス内にクロスを蹴り込む。中央で飛び上がった瀬古が頭で合わせたがシュートは正面に飛んで得点にはつながらない。

その後もC大阪が追いつくことはできないまま試合が終了。この結果、鹿島は2試合ぶりの白星を飾った。対するC大阪は7試合連続複数得点なしで連敗、かつ5試合未勝利とトンネルを抜け出すことはできていない。

■試合結果
鹿島アントラーズ 1-0 セレッソ大阪

■得点者
鹿島:荒木遼太郎(73分)
C大阪:なし

J1|最新ニュース、順位表、試合日程

▶DAZNはJリーグ2021を全試合配信!1ヶ月間無料トライアルで視聴しよう

【関連記事】

広告