20220525_Marinos(C)Getty images

両SBの得点で横浜F・マリノスが3戦ぶり白星! 京都サンガF.C.に完封勝利で首位&2位に肉薄

明治安田生命J1リーグは25日、第15節の横浜F・マリノスvs京都サンガF.C.が行われた。

前節5試合ぶりの黒星を喫した3位・横浜FMが直近5試合で未勝利の11位・京都をホームに迎えた一戦。横浜FMは宮市亮やレオ・セアラ、仲川輝人ら、京都はピーター・ウタカや宮吉拓実、福岡慎平らを先発起用した。

試合は序盤から横浜FMが高い位置でボールを保持してチャンスを作っていく。対する京都はウタカに素早く当てて反撃を試みるがその回数はなかなか増やせない。

以下に続く

15分には右サイドからのクロスが跳ね返されたところでボックス手前中央の喜田拓也が右足でボレーシュートを放ったがGK若原智哉がセーブ。直後にも左サイドから中央にカットインした宮市が鋭いシュートを放ったがここでもGK若原が立ちはだかる。

その後もGK若原の奮闘を中心に耐える京都だったが、42分に横浜FMがこじ開けた。左サイド深い位置でボールを持った宮市が後方に渡すと小池龍太がボックス左に侵攻。右足の強烈なシュートをネットに突き刺した。

劣勢が続いた京都はハーフタイムに福岡に代えてメンデスを投入。DFの枚数を増やしていくが、後半に入っても横浜FMのペースが続く。56分にも仲川がボックス右からシュートを浴びせたがわずかに左に逸れる。

それでも1点差で続ける京都は57分にも選手を入れ替え。宮吉に代えて豊川雄太を送り出して攻撃に変化をつけていく。対する横浜FMも仲川に代えて水沼宏太を起用した。

横浜FMが押し込み続ける72分、宮市がボックス手前左から中央にボールを送る。ボックス手前にポジションをとっていた松原健が左足を振り抜くと、京都DFに当たったボールが絶妙な軌道を描いてバーに当たりながらゴールに吸い込まれた。

ここから反撃に乗り出していく京都だったが、最後までネットを揺らすことがなく試合が終了。横浜FMが3試合ぶりの白星を飾った一方、京都は連敗かつ6試合勝ちなしとなった。

なお、同日に行われた今節において上位陣が揃って勝ち点を落としたため、横浜FMは勝ち点30で並ぶ首位・鹿島アントラーズ、2位・川崎フロンターレとの勝ち点差が「2」と肉薄している。

■試合結果
横浜F・マリノス 2-0 京都サンガF.C.

■得点者
横浜FM:小池龍太(41分)、松原健(72分)
京都:なし

広告